家で昼寝をしているとN江から突然、携帯に電話が。
「ん...も、もしもし...」
僕は意識がハッキリしないまま電話に出ました。
「あ、Sくん?何やってたの?」
「え...何って...昼寝...」
「ねえ明日、うちに泊まりに来ない?」
「うん...いいけど...どうしたの?」
「お母さんが社員旅行で、北陸に一泊してくるんだって」
「あ...そうなんだ...」
「一晩誰もいないんだよー...うふふっ」
「あれ?お父さんは?」
「前に言わなかったっけ?」
「言ったっけ?」
「長期で海外に出張行ってるから。月に1回帰ってくるか来ないかだよ」
「あ、そっか...じゃあ、明日行くよ」
「夜は何、食べたい?」
「何か食べに行くの?」
「違うの!!私が作るの」
「N江ちゃんが作るの?」
「私、料理得意なんだからね!!」
「んー...料理は何でもいいけど...」
「けど?」
「んふふ...」
「え?何?...その変な笑い」
「あのさ...」
「何?」
「裸エプロンやって欲しいなあ」
「え?」
「だから...」
「もー、Sくんのエッチ!!スケベ!!変態!!」
「うわっ、耳痛い!!声大きいよ」
「ゴメン...Sくんが変なこと言うから...」
「でも...N江ちゃん、変態好きでしょ?」
「まあ...Sくんなら変態でも好きだけど...」
「じゃあ、裸エプロン」
「もーっ、腕によりかけて料理作ろうと思ってたのにー」
「あ、じゃあ料理はねえ...ハンバーグカレーがいいな」
「わかった...」
「うーん...楽しみだなあ...」
「じゃあハンバーグカレー、それと...裸...エプロン...でいいのね?...」
「うん、いいよ。むふふ」
「もう...料理よりそっちの方が楽しみなんでしょ」
「え?あ...いや、そんなことないよ」
「うそばっかり」
「ホントだって。N江ちゃんの料理楽しみだよ」
「じゃあ、夕方の5時頃来てね」
「OKー。じゃあね」
その夜はワクワクしてあまり眠れず、
翌日も夕方までの時間が待ち遠しく感じました。
やがて約束の時間になり...
僕はN江の家に向かいました。
呼び鈴を押すと、インターホンからN江の声が聞こえました。
「はーい」
「僕だけど」
鍵が開き、N江が顔を出しました。
「入ってー」
「あれ?裸エプロンじゃなかったの?」
「...Sくんが来たらやろうかなって思ってて...」
「今日はリビングに入っていいんだ」
「うん、いいよ」
「あれ?もう料理始めてるの?」
キッチンからカレーのおいしそうな匂いがします。
「カレーは作っちゃった。とろ火でしばらく煮込んでできあがりよ」
「じゃあ裸エプロンで何作るの?」
「あとはハンバーグよ」
「あ、そうか」
「ひき肉こねるからその辺に座って待っててね」
「N江ちゃん、裸エプロンは?」
「それ...今するの?」
「だって、ハンバーグ作ったら料理終わっちゃうんでしょ?」
「まあ、そうだけど...」
「それも楽しみにしてきたんだからやってよ」
「もう...スケベ」
「むふっ」
「...ちょっと待っててね。カーテン閉めてから服脱ぐから」
「むふふふふ」
N江は真っ赤なエプロンを外し、Tシャツとスカートを脱ぎました。
「下着も...だよね...」
「もちろん。下着付けてたんじゃ裸エプロンにならないし」
N江は背中に手を回し、ブラのホックに手をかけました。
「...」
「...」
「...ねえ、向こう向いててくれない?」
「え?何で?N江ちゃんの裸なんて見慣れてるけど」
「何か今日は恥ずかしくて...ここ、リビングだし...女心わかってよ...もう」
「じゃあ、はい」
僕は反対方向を向きました。
「いいよ...こっち見ても」
!!!
N江が全裸の上に先ほどの真っ赤なエプロンをしていました。
「可愛い...」
「やだ...あらためて見られると恥ずかしい...」
肌の白さとエプロンの赤がキレイなコントラストになっています。
全裸よりもはるかにエロさを感じる光景で、僕は勃起してしまいました。
「すごい...キレイ」
「似合う?...」
「うん、似合う...」
「これ、一枚だけ付けてるのが逆に恥ずかしいね...」
「それがエロいんだけど」
「Sくんの目...すごくスケベな目になってるよ」
「だって...男だし...」
「まあ...そうだよね」
エプロンの胸のところに乳首のポッチが浮き上がっているのがわかります。
Fカップなので生地が引っ張られ、乳首と乳首の間に一本のシワができています。
「前から見てもすごいエロい...裸エプロン考えた人って天才だなあ...」
「恥ずかしい...あんまりジロジロ見ないでよ」
「それ、乳首...こすれない?」
「うん...ちょっとこすれてくすぐったい...」
「硬くなってるんじゃないの?」
「もう、また変なこと言う...私、キッチンに行くからね」
N江はキッチンに立つと、ハンバーグを作り始めました。
僕はしばらくその姿を眺めていました。
ボールに入れたひき肉をこねているんですが、
上半身に力が入るとN江の丸いお尻がキュッキュッとしまるのがわかります。
斜め後ろに回ると、やわらかなおっぱいのふくらみが揺れてるのが見えます。
...可愛いなあ...
視線が気になるらしく、時々N江が振り返ってこっちを見ます。
「いやん...じっと見てるの?」
「お尻が、可愛くて...」
「あんまり見ないでったら...」
「料理に集中してよ」
「うん...」
「もう、濡れてるでしょ?」
「え?わかんない...けど...」
「たぶん、濡れてると思うんだけどな」
僕はN江のそばに行って、両手でお尻の肉を左右に開きました。
「きゃん」
!!!
濡れてるなんてもんじゃありませんでした。
「やっぱり...」
「お尻広げないでよ...恥ずかしい」
「すごいことになってる...」
「え?やだ、恥ずかしい...」
「いつものことじゃん」
「まあ、そうだけど...」
「拭いてあげようか?」
「ううん、今日はいい...」
「え?何で」
「だって、さっき料理に集中しろって」
「この濡れてるのいいの?」
「うん...拭かれると...また...クリ触られちゃうし...」
N江は料理を作ることに本腰になっているようです。僕は邪魔しないことにしました。
やがてハンバーグを焼く音が聞こえ...
「できたー」
ハンバーグカレーが完成したようです。
ダイニングテーブルにおいしそうなカレーとサラダが並びました。
「どう?どう?」
「このカレー、すごくおいしい...」
「でしょー?でしょー?」
「前にお店で食べたカレーとよく似てる」
「だってこれ、スパイスからおこして朝から作ってたんだよー」
「え?朝から?スパイス?」
「うん。クミン、コリアンダー、カルダモン、ターメリック、ジンジャーにペッパー...」
「??」
「でね、手羽先でスープも作って、煮込む時に、シナモンとローレルと...」
「???」
「仕上げにガラムマサラ!!」
「さっぱりわからないや...でもおいしいよ」
「...おいしくてよかった」
「N江ちゃん料理もできるんだ...すごいね」
「そう?」
「それに勉強も絵もできるし、スカウトが来るくらい可愛いし...完璧なんだよね」
「完璧じゃないってばー...もう...」
「僕みたいのが彼氏でいいの?」
「いいの!!Sくんだーい好きだから」
「ありがとう...」
N江が満面の笑みを僕にくれました。僕もうれしくなりました。
僕はまたたく間にカレーを平らげました。
「ふう...お腹いっぱい」
「ねえ...今日、いっしょにお風呂入らない?」
「え?お風呂!?」
「うん、まだ入ったことないじゃない?どう?」
「うん、入ろう」
「きゃー、お風呂で遊んじゃお」
裸エプロンでピョンピョン飛び上がって喜ぶN江。
すそがめくれて可愛い陰毛が見え隠れします。僕はますます興奮してしまいました。
8時になりました。外は真っ暗です。
「さあ、洗い物も終わったし...Sくん、お風呂入ろうか...」
「うん」
脱衣所がせまいので僕が先に入ることになりました。
曇りガラスの向こうに赤いエプロンのN江がぼんやり見えます。
やがてその赤色が消え、すべてが肌色になりました。
ガチャ...
N江がお風呂に入ってきました。タオルで前を隠しています。
「隠すの?」
「うん。シチュエーションが変わると何か恥ずかしくて...」
N江がシャワーでざっと体を流し、湯舟の方に近寄ってきました。
「ねえ、そこ...半分あけてくれる?」
「うん」
N江は湯舟をまたぎました。
ちょうど僕の目の前を、N江の可愛いワレメが横切って行きました。
「わ、モロに見えちゃった」
「あ、恥ずかしい...ちょうど顔の前を通っちゃった」
「お風呂って何か興奮するね」
「うん...そうだね...」
「あがったら、洗いっこしようか」
「うん...Sくんの体、先に洗ってあげるね」
僕が先にイスに腰掛け、N江に背中を向けました。
N江が僕の背中をゴシゴシ洗ってくれています。
「Sくんの背中広い...」
「そう?」
「うん、お父さんとお風呂入ってた頃を思い出しちゃった」
「N江ちゃんのお父さんってどんな人?」
「Sくんみたいに優しい人よ」
「へえー、会ってみたいなあ...」
「背中が終わったからこっち向いて」
「うん」
僕は腰掛けたままクルリと180度回転しました。
「あ...」
目の前には全裸のN江。
いつも見ているはずなのに、まぶしくてまっすぐ見れません。
「なに照れてるのー?今日、Sくん変だよ」
「うん...あらためて見ると...何かね...」
「お風呂だから?」
「そうかも...」
「はい、胸張って。そうそう」
「んふふ...乳首はくすぐったいよ...」
N江は股間の盛り上がっているタオルを指さしました。
「ここも洗っていい?」
「うん」
N江はそっとタオルをどけました。
「すごいおっきくなってる...興奮しちゃったの?」
「うん...」
「じっとしててね」
「うん」
N江は僕の硬くなったものを優しく洗ってくれました。
「うふふふ」
「N江ちゃん、何がおかしいの?」
「きっと、新婚さんってこんな気分なんだろなって思って」
「あ、そうかもね」
「10年後、Sくんとこうなってたらいいな」
「そうだね」
「はい、次は頭」
「頭も洗ってくれるの?」
「うん、ぜーんぶ洗ってあげる」
「ありがとう」
「はい、シャンプーするから目をちゅぶってくだちゃいねー」
「僕、子供じゃないよ」
「子供ができた時の練習」
「何かN江ちゃんがお母さんに見えてきたよ」
N江の指が僕の頭皮を優しくマッサージしてくれます。
僕はそーっと目を開けてみました。
運良く、目の中にシャンプーは入ってきませんでした。
!!!
僕の目の前でN江の真っ白いおっぱいが揺れています。
シャカシャカとしたリズムに合わせて薄ピンクの乳輪が円を描くように回ります。
僕はゴクリと唾を飲み込みました。
「どう?気持ちいい?」
「う...うん、すごく気持ちいいよ」
僕は目の前の柔らかそうなおっぱいを触りたくてたまらなくなりました。
そーっと手を伸ばしてみました。
「キャン!!」
「ハハッ」
「こら!!おっぱい触っちゃダメでしょ!!」
「だって、ちょうど目の前にあるんだもん」
「頭洗うのに集中してるんだから邪魔しちゃダメよ!!」
「はーい」
僕は素直に言うことを聞きましたが、目は開けたままでいました。
「はいSくん、全身ピカピカになったよー」
「ありがとう。お尻の穴まで洗ってもらって...」
「当然よー。自分でもちゃんと洗ってね」
「うん。じゃあ今度はN江ちゃん、イスに座って」
N江はイスに腰掛け、僕は後ろに回りました。
「N江ちゃんの肩、きゃしゃだね」
「そう?」
「背中...こんなに白かったんだ」
「きゃはははっ、背中くすぐったいよ」
「もうちょっとだからガマンして」
「うん...」
N江の体をさわる時は要注意だったことを忘れていました。
「後ろは終わったから前向いて」
「はい」
「...」
「何、照れてるの?Sくん面白いね」
不思議とお風呂でN江と全裸で向き合うのは照れるんです。
自分でもなぜかわかりませんでした。
「じゃあ、頭から...」
「頭も洗ってくれるの?」
「僕、女の子の頭洗うの初めてなんだ」
「じゃあね、まず濡らしてシャンプーして、指先でマッサージするようにして...」
「こう?」
「そう...気持ちいいー...Sくん上手」
「シャンプーは洗い流したよ」
「次はリンスね」
「リンスって?」
「リンス知らないの?」
「Sくんの髪ってリンスしてないのにこんなサラサラなの?」
「リンスなんてしたことないけど」
「うらやましい...」
「あ、このボトルか。どうやるの?」
N江がていねいにひとつひとつ教えてくれました。
「シャンプーしてリンスしてコンディショナーして...女の子って大変だね」
「そうなの...わかってくれた?」
初めて濡れ髪のN江を見ました。
ショートボブなのでそれほど変化はありませんが、不思議な色気を感じました。
「上から順番に行くと...次は顔?」
「顔は自分でやろうかな」
「そうする?」
「お母さんみたいにメイク落としまで使う必要ないけど、一応ね...」
N江は洗顔石鹸でそっと顔を洗っています。
僕はスポンジでゴシゴシ洗っていたので、女の子の顔を洗うしぐさが新鮮でした。
N江が完全にスッピンになりました。
「スッピン...恥ずかしいな」
「え?でもリップくらいでしょ?」
「まあ、そうだけど...でもちょっと色の付いてるリップだから」
「N江ちゃんならどんな状態でも可愛いけど」
どんどんN江が素の状態に戻って行きます。
いつもは生活感のない付き合いばかりだったので僕はうれしくなりました。
「次はどこ洗うつもり?」
「そうだなあ...顔の下になるから...首かな」
「首も自分で洗おうかな...」
「首は洗ってあげるよ。ちょっと上の方むいて」
僕はスポンジでN江の首を洗ってあげました。
「キャハハハ、そこくすぐったいよー」
うなじのあたりを洗うとN江が足をバタバタさせて笑います。
「N江ちゃん、じっとしててよ」
「ぎゃははは、ダメダメ、耐えられない」
お風呂を嫌がる犬や猫を洗っている心境になりました。
「はあ...はあ...次はどこなの?」
「順番で行くと...胸...かな?」
「おっぱい?」
「うん...」
N江は胸とアソコを手でかくしました。
「うーん...ここから下は自分で洗いたいな...」
「でも...僕、全身洗ってもらったし」
「だって...ここから先は...恥ずかしくて」
「感じちゃうから?」
「まあ...ね...それもあるんだけど...」
「お願い、おっぱいだけ洗わせて。とりあえず」
「うん...」
「はい、手をどけて」
僕はスポンジにボディーソープをつけ、N江のおっぱいを洗ってみました。
「ううん...やっぱり...おっぱいはダメ」
「じゃあ、もっと下は?」
「え?もっと下なんてとんでもない!!」
「そう言われると...洗いたくなってくるなあ...」
「え?どうしても洗うの?」
「僕、手で洗いたいな」
「ええ!?手で洗うの!?」
「ちゃんと石鹸つけるからさ」
「そんなことされたら大変なことになっちゃう」
「新婚さんなら洗わせてくれると思うけど」
N江の顔が赤くなっています。
「ううん...もう...どうしても洗いたい?」
「うん」
「じゃあ、ちょっとだけね...」
「じゃあ、手は後ろにやって」
僕は手に直接ボディソープを付け、泡立ててからN江のおっぱいを洗いました。
N江の体がグネグネと動きます。
「N江ちゃん、じっとしててよ」
「だって...石鹸のヌルヌルが...」
「敏感すぎるよ」
「だって...しょうがないじゃん」
乳首に石鹸をつけてみました。
「ひやあああん」
「もう...N江ちゃん声大きすぎるって」
「だってだって」
「動かないでって...じっとしててよ」
「無理無理無理無理」
「自分でも洗ってもこうなるわけじゃないよね」
「うん、自分では平気...」
「じゃあ、もっと下に行くよ」
「えーっ、もっと下に行くの?」
「ほら、じっとしてて」
僕の手はお腹を洗ったあと、少ない陰毛エリアまで来ました。
「ストップストップ!!そこから下はダメ!!」
「ちょっと足広げてよ」
「もう無理。ストップ」
「ほらN江ちゃん、言うこと聞いて」
「もう...」
「じっとしててね」
N江はちょっとだけ足を開いてくれました。
僕はワレメの部分に手を差し入れてみました。
「うわ...石鹸じゃないヌルヌルがすごい...」
「ぎゃはははは、ダメダメダメダメ」
「足バタバタさせないでったら、もう」
「いやはははは、ホントにダメなの!!」
「危ないからじっとしててよ」
「ギブギブギブギブギブギブギブギブ」
「ギブ?」
「ギブギブ」
「だめ?」
「も...もうダメ...ホントにダメ...はあ...はあ...」
N江は肩で息をしています。
「もう...こんなんじゃ、新婚になってもN江ちゃんの体洗えないじゃん」
「ゴメンね...ここはホントにムリなの」
「どうする?じゃあ、あとは自分で洗う?」
「うん、そうする。Sくん先にあがってて」
「あれ?」
僕は棚の上にあるシェービングクリームとT字カミソリを見つけました。
「Sくん、何見てるの?」
「あの...棚の上のやつ、お父さんの?」
「そうだよ。ひげを剃る時に使うみたい」
「そうなんだ...」
「え?それがどうかしたの?」
「ん...?ちょっと...」
N江の表情が不安げになっています。
「え?何?Sくん、また変なこと考えてるの?」
「そういえば...前に見た林さんの...エロかったなあ」
「え?何?何?」
「N江ちゃんの...アソコの毛...剃ってみたいな...」
「え?突然何言いだすの?」
「ねえ、N江ちゃんのここの毛、剃らせてよ」
「ダメ!!絶対ダメ!!」
「何で?いいじゃん」
N江は股間をかくしてしまいました。
「そんなことしたら、温泉とか健康ランドとか行けなくなるじゃん」
「行かないでしょ?」
「まあ...ほとんど行かないけど...」
「ならいいじゃん」
「それに...最後に防御するものがなくなるんだよ」
「防御って?」
「敵が襲ってきた時とか...」
「え?敵って?」
「よくわかんないけど...」
「え?何の話?」
N江の話が支離滅裂になっています。
「一番困るのは...子供みたいになっちゃうし...」
「それがエロくていいんだけど...」
「いやあん、Sくんってやっぱり変態だ...」
「変態好きでしょ?」
「まあ...」
「じゃあ、剃らせてよ」
「もう...どうしても?」
「どうしても」
「ううん...困ったなあ」
「また生えてくるから」
「ううん...ま...そうだけど...」
「じゃあ、そこに座って」
「あ、待って!!Sくん」
「何?」
突然、N江が手で僕の動きを制止しました。
「ひとつ条件があるの」
「条件?何?」
「Sくんのも剃らせて」
「僕のも剃るの?」
「うん。それならいいよ」
「ええーっ!?僕のも剃るのかあ...どうしようかな...」
「それじゃなきゃイヤ」
「うーん...どうしようかな...」
「ね、無理でしょ?」
「いいよ」
「え?」
「いいよ。僕も剃るよ」
「えーっ?Sくんも剃るの?」
「だってそれが条件だってさっき言ったじゃん」
「...もう...Sくんのもって言えばあきらめてくれると思ったのに...」
「さ、そこに座ってよ」
「あ、待って。私が先にSくんのを剃る」
「え?僕が先?」
「うん、だからそこに立って」
「わかった...これでいい?」
「ねえ、これ...ちょっと邪魔なんだけど...小さくならない?」
「うーん...すぐにはムリかなあ...」
「もう...じゃあこのまま始めちゃうよ」
「うん、気を付けてね」
N江は僕の勃起したものを避けるように、器用にクリームを付け、
T字カミソリを動かします。
「難しいな...」
「僕のやつ、切ったりしないでよ」
「うん...もうちょい」
「怖いなあ...」
何とか無事に、N江の作業が終わったようです。
「できた!!」
「わ、毛がない」
「Sくんのが...大人だから、すごいアンバランス」
「そうか...子供だったらもっと可愛い感じだよね」
「うん...毛がないのは可愛いけど、この硬いのが大人なの」
「じゃあ...次はN江ちゃんの番だよ」
「え?私?」
「うん」
「どうしても?」
「今さら何言ってんのさ。僕もうツルツルなんだよ」
「まあ、そうだよね...どうすればいいの?」
「そのイスに座って、ちょっと体を後ろに倒して、足開いて」
「こんな感じ?」
「浴槽にもたれてもいいよ」
「うん...」
「じゃ、剃るよ」
「何か...怖い...」
N江は横を向いたまま目を固く閉じています。
僕はクリームを付け、カミソリを上下に動かしました。
「ううううっ」
「N江ちゃん、動かないでよ。ケガしちゃうよ」
「だってだって...」
「もうちょいで終わりだから」
生えている面積が少ないので、作業は僕の半分くらいで終わりました。
「よし、終わったー」
「え?どんな感じになったの?」
N江は上から自分の股間をのぞき込みました。
「いやーっ!!何これ!!」
「N江ちゃんもツルツルになったよ」
「完全に子供に戻っちゃった...」
「可愛いなあ...」
N江が悲しそうな表情になりました。
「鏡の前に立ってみてよ」
「怖い怖い...」
N江は鏡の前に立ち、自分の股間を確認しました。
「ぎゃーっ!!何これ!!」
「わ、すごい目立つ」
「うわっ、うわっ...ワレメが丸見えじゃない」
「林さんみたいで可愛いよ」
「...私...ショック...」
「すぐに生えてくるって」
「...まあ...そうだけど...でも...」
「うん、ほんのお遊びだからさ」
「もう...変態...」
「それにしても...エロいね...ここ...」
僕はN江の初々しいワレメを見て、妙に興奮してしまいました。
「え?Sくん、鼻息荒いよ」
「何か...僕...ちょっとムラムラしてきた...」
「ええっ?これ見てムラムラしてんの?」
「うん...何か...すごい興奮する...」
「Sくん...ロリコンじゃないの?」
「よくわかんないけど、すごくエッチしたくなってきた...」
「ねえ、N江ちゃん...ここ、濡れてるんでしょ?」
「あん、変なとこさわっちゃダメだったら...」
「ぼ、僕...もう...」
「ダメだってばー、ここお風呂だよ」
「お風呂だからいいんじゃない」
「やあん、変態...」
「変態好きなんでしょ?」
「ああん...だって...そこまで変態だって思わなかった」
「もうここ...グショグショだよ」
「ダメだったらー、お風呂はダメだって」
「いいからさあ」
「ダメー!!変に記憶に焼き付いちゃう...」
もう一押しで、N江は体を開きそうです。
「N江ちゃん、もっと足開いてよ」
「ああん...ダメだってSくん、ベッド行こうよお」
「ふん...ふん...ふん」
「ダメ、ダメだったら...」
「N江ちゃん...クリが...もうこんなに」
「ああん、いやあ...ヤバイ...これ...」
N江もスイッチが入ったようです。
「すごい、どんどん濡れてくる」
「いやああん、お風呂でこんな...ダメだったら...あん...」
「ヤバい...僕...すごい興奮してきた」
「はああああぁぁぁぁぁぁ...ん...Sくんのスケベ」
「N江ちゃんの声、すごい響くんだけど」
「だってだってだって...ここお風呂だもん」
それから1時間...僕らはすっかりのぼせあがってしまいました。
やがて風呂からあがり...N江の部屋...
僕はN江が作った特製のレモンジュースを飲んでいました。
N江は何度も短パンの中をのぞきこんでいます。
「何か...さみしくなっちゃったなあ...」
「そんなに変わらないと思うけど」
「えーっ...変わるよー」
「僕のならまだしも」
「Sくんのグロテスクになっちゃったよねー。うふふっ」
「僕の方こそ、銭湯とか行けないじゃん」
「行かないでしょ?」
「行くよ。たまに」
「えっ!?そうなの?」
「うん...親父や弟と」
「何でそれ先に言わないの?」
「だって、N江ちゃんのを剃りたかったんだもん」
「すごい執念...」
「仕方ないけどさ。僕が言い出したことだし...」
「うふふっ...Sくんってホントにエッチなんだね」
「まあ、否定はしないけどさ...」
テレビは一日の終わりのニュースを流していました。
「あ、もう11時か...」
「そろそろ寝よっか」
「僕、どこで寝よう」
「ここで寝て」
N江はベッドの上で敷きマットをポンポンしています。
「え?そのベッドってシングルじゃないの?」
「くっついて寝よっ」
僕らは狭いベッドで寄り添って寝ました。
「じゃあ、電気消すね...」
「うん...おやすみ」
深夜...
僕は体にかかる妙な重さで目がさめました。
...ん?何か重い...
僕のお腹の上に何かが乗っています。暗いのでよく見えません。
「ん?何だこれ?」
N江の右足でした。
「寝相悪いなあ...N江ちゃんの足か...」
僕はN江の足をかかえてお腹の上からどかせました。
「足は...この辺に置いとけばいいか...」
僕とN江の間の空いてるスペースに右足を置きました。
「ふう...」
「がおー!!」
「わっ、ビックリした...何?N江ちゃんの...寝言?...」
「がおー!!」
ビシッ!!
顔に何かがものすごい勢いで当たりました。
「痛っ!!」
N江の右腕でした。
「鼻が...鼻が...」
「がおー!!」
「N江ちゃんの腕か...痛いなあ、もう」
「がおー、怪獣だぞー!!がおー」
やっとの思いでN江の右腕をどかせました。
「がおー!!悪い子は食べちゃうぞー、がおー!!」
「N江ちゃん...何の夢見てるんだろ...」
ドシっ!!
「ぐふっ!!」
また僕のお腹にN江の右足がヒットしました。
「N江ちゃん...寝相悪すぎるよ...」
「怪獣だぞー!!がおー」
僕の横にいた生き物...それは紛れもなく 「怪獣」 でした。
この続きはアマゾンプライムの電子書籍でお読みいただけます。
著者は「平居龍憲」(ひらいたつのり)です。
「平居龍憲」で検索していただくとわかります。
11話から26話の構成となっております。
N江とSくんは本名で小説に登場します。
一応、下記にURLを載せておきます。