萌え体験談

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売春 ・援交・風俗

GOTOイートに壊されたモノ

私は一昨年の12月に念願だった飲食店を開店させました。
同年11月にかつての同級生だった妻と結婚したばかりでの船出でした。
店は地元で開店させたこともあって、
私と妻共通の同級生達や近所の知人(主に妻の)などが積極的に応援してくれて良い感じでスタートできました。
開店から1か月も過ぎると知人達も一通り来店済みになりますので、客足が遠のくものと不安に思っておりました。
しかし、嬉しい悲鳴ですが客足は遠のくどころか増えていきました。
妻と私共通の知人だった税理士とは起業特価で契約していたのですが「これはもう起業時の売上ではないから顧問料上げないとね」などと言うほどの売り上げでした。

好調の要因は、全て、地元で評判の美人だった妻のおかげです。
妻目当てというとおかしいですが、客たちの多くが妻に会いに店に来ていたのです。
中には「妻の手料理が食べられる」と喜んで毎日のように来る同級生までおりました。
しかし、開店3か月目になるとご存知の様にコロナの足音が忍び寄ってきます。
軌道に乗り始めた店でしたが開店4か月目の2020年3月に大赤字、翌4月は、なんと売上がほぼゼロとなりました。
オリンピック景気をにらんで若干無理な借金をしてオープンしたことも災いして経営は火の車になりました。
運転資金はショートし、日々の生活費もままなりません。

「売上がなく借金だけが増えているから、助けてくれ、開店時のように店に来てくれ」と気心知れた客達にお願いすると
「うちも厳しいけど、5月6月を凌いで夏になればウィルスも落ち着くはず、頑張れ」と皆が同じように返事をくれました。
私たちも『夏になれば客足も戻るはずだ』と自転車操業のようなことをしながら、なんとか店を続けました。
しかし、夏になってもコロナは落ち着かず、とにかく客が来ません。

もう限界でした。夫婦二人で今後のことを毎晩の様に話し合いました。
そして、店を閉めようと二人で結論を出したその翌日、
妻が同級生からかGOTOイートの話を耳にし「GOTOイートが始まれば持ち直せるのではないか」言い出しました。
私たちは僅かな希望に縋ることにしました。
もはや信金など普通の金融屋はどこも相手にしてくれません。
それでも同級生の一人がなんとか貸してくれる所を紹介してくれました。
私たちは運転資金や生活費のため借金を増やしながら、ぐる〇びにも掲載し、藁にもすがる思いでGOTOイートを待ちました。
しかし、GOTOイートが開始されても客足はあまり増えませんでした。
たまに顔を出してくれる客も1品や2品で帰ってしまう有様で、
むしろコスト高になってしまいました。

結果として、、、店は潰れました。
店の開店時に、毎日の様に店に来てくれていた同級生や知人たちは
今では、ある風俗店に通っています。
そうです。
妻が借金のため、泣く泣く働き始めた風俗店です。
「せめて誰も知らない遠くの店にして欲しい」と妻も私も泣いて頼んだのですが、
金主たちは許してはくれませんでした。
彼らは最初から妻の美貌が目当てだったのです。
最後まで親身になってくれた税理士までが、妻をひいきにしていると聞いて愕然としました。
せめて遠くの店でしたら・・・まだやり直すこともできたかもしれません。
しかし、私は地元で評判の美人だった妻を自慢に思っていました。
その妻が同級生や近所中の男達に抱きまくられているのです。
頭では分かっていても、私は妻をどうしても許せず、一人でネカフェに逃げてきました。
あの生真面目な妻が今も知り合いの男の前で足を開いていると思うと、
口惜しくて気が狂いそうになります。

夢も幸せも妻さえも奪ったGOTOと政府が許せません。
だから
私は今年で還暦を迎える妻のため一つの決意()をしました。

70を過ぎて

 私は70歳を少し過ぎた老人です、でも他人から老人と言われる事が大嫌いです。妻を亡くし、食事の段取りも面倒なので、とある老人ホームに入りました。
 ここは、結構で入りも自由で囲碁、将棋、麻雀、ヨガ、スポーツマシンなどが出来、食事も結構良くて楽しい所です。でした・・コロナのせいで・・おかしくなりました。出入りが不自由になり住民どうしの会話もマスク越しです。こんな状態の前ですが・・・
 朝子さん、別嬪です、でしたでしょう、70になったとの事です、看護婦さんからの情報です。ほっそりとした体ですが、おっぱいはありそうです。
 麻雀をしている所を見かけ、私も仲間に入れてもらいました、私は本当は強いのですがわざと負け続けました。「田中さん(私)は若い時に麻雀してなかったの?」と朝子さんに聞かれ「学生時代は勉強だけで勤めてからは仕事人間でついでの話しですが女は亡くなった妻しか知りません」と大ウソをつきました。すると「あらやだ私とおんなじね、私も亡くなった夫しか知らないのよ」と言われました(本当かも・・)
 それから急接近し、夕ご飯では一緒にワインを呑んだりして仲良くなりました。朝子さんはアルコールは余り強くなく、ぐったりしましたので部屋番号を聞き連れて行きました。ドアを開けるとさすがに綺麗に片付いておりました、私は紳士のふるまいでベッドに横にすると軽く唇にキスをすると部屋を出ました。次の日も二人で夕食のワインを呑みいい気分で朝子さんの部屋に行きました。朝子さんに「おばあさんとはしたくないの?それとも大きくならないの?」と言われ、私は服を脱ぎパンツも脱ぎあれを出しました、正直私はこの年でも自信があります、ソープへも月一回は行き、お姉さんに立派と褒められます。
 朝子さんは、すごいわ・・ここまでにします、また続きは書きます。

2回とか3回も出せる人は凄いと思ってたけど、母さんとSEXしたら3回までなら出せた

シコると一回で萎んじゃう情けないチンポだから複数回出せる人は凄いと思うし羨ましかった。
どうすれば何回も出せるようになるのか知りたくて母さんに相談してみた。
「そんなの女とやれば出せるようになるんじゃない?自分でするから一回で萎むんだと思うわよ」
「女か…風俗でも行って試してみようかな…」
「病気貰うわよ?試すだけならお母さんが相手してあげるから風俗なんてやめときなさい」
母さんから相手をすると言ってくれたので、俺の部屋に移動してさっそく試した。
「初めて?」
「初めてだから緊張してる」
「フェラすれば緊張も解れて硬くなるでしょ…お母さんに任せて!」
脱いだけど小さいままのチンポを見た母さんが全裸でフェラしてくれた。
口の中で徐々に硬くなっていく。
太く長くもなっていくので喉に当たって苦しかったのか、母さんが顔を少し離して調整してる。
「随分大きくなるわね、ここまで変わるチンポは滅多にないわー」
完全に勃起したチンポから口を離して見つめながら両手で優しく撫でられた。
「うふふふ…ビクビクして可愛い…口に出してみたい?」
「口に出されたら嫌じゃない?」
「飲むのは得意じゃないけど口に出されるのは構わないわよ?」
「じゃあ口に出させて」
お願いしたらまたフェラしてくれた。
口でされるのって自分でシコるより全然気持ち良い。
ほどなくして母さんの口に出た。
いつもより勢いよく出てる感じがする。
普段から出した瞬間から萎んでいくような感覚なのに、今は母さんに吸われて萎む気配が無い。
全部出し切ったら母さんがゆっくりとチンポから口を離す。
硬さを維持出来るように手コキしながらもう片方の手に口の中の物を吐き出した。
「んべえ…随分と出たわね、そんなにお母さんのフェラが気持ち良かった?」
「シコるのと全然違って凄え気持ち良かった」
「出したのにまだ硬いわよ?本当にいつも一回で萎んじゃうの?」
「母さんの口と手が気持ち良くて…出したのに萎まないなんて初めてだよ」
「お母さんでそこまで喜んでくれるなんて嬉しいわー」
本気で喜んでるみたいで、吐き出した物をピチャピチャと見せつけるように舐め始めた。
「飲むの得意じゃないなら無理して飲まなくていいよ」
「凄い喜んでくれたから飲んであげたくなっちゃった」
ずっと俺と目を合わせたまま手の上に吐き出した物を全部舐めて飲んじゃった…。
「無理して飲まなくて良いって言ってくれたのも初めてだったから嬉しかったわ、また少し硬くなったみたいだしオマンコに入れちゃう?」
「そこまでしてくれるの!?てっきり興奮させる為に脱いだだけかと…」
「SEXしたくないの?」
「したいよ!母さんとSEXしたい!」
「うふふふ…正直ね、初めてなら生が良いでしょう?特別に生でSEXさせてあげる」
「あの!やってみたい体位があるんだけど…」
「どんな体位?アクロバティックなのはお母さんも歳だから無理よ?」
「一般的なやつだけど、バックでやってみたいんだ」
「後ろから入れたいってこと?」
「うん、それも土下座みたいな格好でお尻だけ高く上げた形で」
「こんな感じ?」
俺の言葉を聞いて正にその通りの格好してくれた。
「マンコもアナルも丸見えでエロいよ母さん…」
「ん…お母さんにこんなエッチな格好させるなんて…恥ずかしいからいつまでも見てないで早く入れて…」
「入れちゃうよ、母さんのマンコに俺の生チンポ」
パクパクとおねだりしてる穴にチンポを押し込んでいく。
「うあぁぁ…マンコ凄い…ピッタリ密着してチンポ全体を締め付けてくる…」
「あはぁー、息子の大きなチンポがオマンコ広げて擦れるぅ…お母さんもとっても気持ち良いわー」
「奥まで入った…届いてる?」
「届いて押し上げてるわ…そこグリグリされると気持ち良いのよ」
「こう?」
「ああん!そう!そんな感じぃ!」
「また締まった…そんなに締めたら出ちゃうよ」
「もう閉経してるから中に出しても平気よ」
「くっ…!出る!」
まだ入れて少し動いただけなのに出ちゃった…。
「んはっ!2回目なのに凄い出てる…一回で萎むチンポがこんなに出せるものなの?」
「うはぁ…俺だって萎まずに2回出したの初めてだからビックリしてるよ、まだ出せそうだからこのまま続けて良い?」
「うふ…お母さんのオマンコが気に入ったのなら好きなだけ続けなさい」
まだ出てる途中で腰を振り始める。
出しながら動くの気持ち良過ぎ!
母さんも自分からお尻をぶつけてきて強く深く入る。
「あっ!あっ!あっ!奥が気持ち良い!お母さんも気持ち良い!」
「また出る!出すよ!」
「きて!奥にたっぷり出して!」
お尻が潰れるくらい強く押し付けて出した。
3回目もたっぷりでて空になったみたいで、マンコの中で萎み始める。
「ふうぅぅ…3回が限界みたいだ…」
「あん…小さくなってっちゃってるぅ…」
「ごめん、慣れればもっと出せるようになるかも知れないけど初めてだとこれが限界みたい」
「最初から5回も6回もなんて無理かぁ…これからに期待ね!」

1万円即尺チャレンジ!

春先から女子中高併設の女子大付近に引っ越して、毎日窓の外から女子学生のキャピキャピした声が聞こえる。
夏休みが終わって、垢抜けた女子たちの姿を見てるとムラムラとまらん!
毎日女子学生を眺めながらオナニーするのも辛くなってきた、、、そこで。

 【1万円即尺チャレンジ】

この1週間、すきあらば女子学生に話しかけて交渉してみた!
題して1万円即尺チャレンジ!!

最初は緊張して失敗ばかりだったけどw
20人目くらいからやっとコツを掴み出し、40人のうち2人交渉成功!
うち1人はついさっきしっかり射精までイカせてもらいました!
午前中のエピソードです(ピース)□

ソープやデリヘルとはまた違った反応が楽しめていいですね!

○ちゃんとエロ

私の夫とのエッチな話です。
私は、私の夫の事は付き合ってる時同様に○ちゃんと呼んでいます。
他の夫婦ってどんな風なのかな?って色んな時や事で思いますが、いつまでもずっと仲のいい夫婦でいられたらいいなって思っています。
ずっとずっと好きで想ってたしって、○ちゃんと結婚しちゃいました。
結婚を決めた時、
「これからはずっと○ちゃんは私のものでもあるね。ふふ。」
「うん。て、待て。どういう意味?それ。」
「それは貴方は貴方のものでもあり、私のものでもある…ていう意味。」
「ふーん?」
「私好きだもん。誰にも負けてないもん。」
「うん。て、それもどういう意味?」
「○ちゃんを他にも好きな人がいるとして…ていう意味。○ちゃんかっこいいし。」
て、感じの話しをしました。
あと、少し強引に…勢いでも進めた感じがあるので、
「あなたがしたければ…離婚はいつでも認めるよ。」
とも話してあります。
内心は(離婚…しなくてもよくない?チラッ。相当長い間私、○ちゃんの事、ずっと好きだったんですけど…。チラッ。)とは思っていますが…。
「でもね、離婚した場合は、ずっと私の彼氏だから。」
「ずっと○ちゃんがいてくれれば…それが幸せだから…。」
とも言いました。
そんなわけで、○ちゃんは私の夫になりました。
今までは恋人だったけど、これからはずっと夫です。
しかし、○ちゃんは転勤しちゃって単身赴任中です。
私は、それでもいいって思ってます。
転勤が多い会社だし、ずっと単身赴任でも構いません。
いつか私は、(私を好きになってくれるのも…結婚も、いくらでも待てるし。来世になったっていいし。)と思ってた事もありましたが、長い月日が経ち、(出会えなかったら?違う生き物同士になってたら?体が弱くて○ちゃんか私のどっちかが出会えもせず大人になれず(悲)…だったら?)ということに気付いたので、少し強引に勢いで…という事になりました。
それでも、彼にも考えや気持ちがあります。
いろいろ考えて、私との離婚を選択するなら…承知します。

さて、結婚してからは堂々と着替えを覗きに…というか見物に行くのが毎日の楽しみになりました。
「いい体してますねえ、旦那ー。」
「やだ。見ないで。時代劇の男役じゃない。」
とおにいな私とおねえな○ちゃんで会話をして楽しいです。
この時は夜だったので、時代劇の男役から…私に戻るのも早かったです…。
あっ…シャツ着ちゃいそう…と思って、タタッと駆け寄って背中に抱きつきました。
○ちゃんが時代劇の男役から体を隠す素振りをして、私に背中を向けていたからでした。
「○ちゃんは…ずっと私の男よね…?」
「うん、そうだよ。」
私の男…。響きにもキュンとします…。
「うれしいな…。」
○ちゃんの背中に抱きついたまま、ほっぺを寄せています。
広い背中に、体の厚みに男を感じて…ゾクゾクしちゃいます…。
なんで…○ちゃんだと…こんなにシタくなっちゃうの…?と思うけど…顔を○ちゃんの背中に向けて…私の唇に当たったところにキスを…ディープキスをします…。
「○ちゃんて…いつも…おいしい…」
と言いながらぺろ…ぺろ…ちゅ…ぺろちゅ…とずっとしちゃいます…。
お風呂上がりで…○ちゃん…シャンプーとボディソープの混じった…いい匂いしてる…と思いながら背中にディープキスをし続けます。
ペニス、触りたいなあ…と思い立ち、お腹に回していた片手をスス…とペニスまで…滑らせます…。
ギチギチとズボンを中から押し上げて…固くなっていました…。
カリのところをズボンの上から(優しくだから…たぶん…気持ちいいよね…?)と爪で軽くカリ…カリ…と引っかきます…。
「う。ふう。」
と○ちゃんの洩らすいやらしい声に…ゾクゾクが強くなります…。
背中へのディープキスはすごくゾクゾクしながら続けていますが、カリを触りやすい背中の位置までキスを続けながら…移動して続けていました。
「○ちゃんて…セクシー…大好き…」
とキスしながらフワフワしてる頭で話しました。
お腹にまわしている手を掴まれたと思ったら、私の方を向いた○ちゃんにギュッと抱きしめられました。
○ちゃんの妻になっても、ドキッとします。
「…シタいの?さっきは時代劇の男役だったのに…」
とこんな時に言われて、ちょっと笑ってしまいプルプルとしてしまいます。
耳を舐められて
「あふ…」
と気持ちよくて声が出てしまい、耳を舐めたり甘噛みされたりしてドキドキします。
ソバのベッドに寝かされて、ドキドキ…。
私に覆い被さっている○ちゃんに、迫られてる感がすごくてドキドキ…。
「シタい…。シテ…?」
と言うと、私の手を○ちゃんのペニスまで誘導されたので、ペニス全体や睾丸のところを爪でカリ…カリ…と優しく引っ掻きます。
睾丸のところをカリ…カリ…としてたら、○ちゃんはズボンのボタンを外して…ファスナーをジー…と下げました。
私は、トランクスをペニスが見えるようにスルリと下げました。
ペニスは…カリが良く見えて…濡れているところもあり…艶々としていました…。
生唾を飲んでしまう私…。
足を開かされて、パンティを横にずらされて…、ペニスを膣に当ててきました。
「あれ…ゴムは…」
と言うと
「付けてほしい?」
と聞くので
「うん…」
と答えると、ズブっと挿入されて…ズリ…ズリ…と動きながら根本まで挿入されちゃいました…。
強引な○ちゃんにゾクゾクして…気持ちいいです…。
感じてたら唇にキスされてから
「つけないよ。ゴムは。」
と言われました。
ディープキスをされたまま、正常位でズリ…ズリ…と動かれて…たまらなく気持ちいいです…。
○ちゃんに好きにされるのも…好きなんですよね…。
正常位のときは、○ちゃんと私の足のところが絡み合う感じが…好きです…。
「ん…、ん…、あん…、ん…」
と喘いでしまい、彼と舌を絡め合い気持ちいいとしか考えられません…。
○ちゃんとシテると…ずっと精神的にはイッテる感じがします…。
だからか、体の高まりも早いです…。
イキそうになってるのを伝えようかと思いますが、キスが終わらないので…伝えられずに
「うんっ、んぐう、んっ」
と声が大きめになるだけになってしまいますが、私のことを知っている○ちゃんにはこれで伝わります。
ずり、ずり、と強く動いて打ち付けてきます。
あ、気持ちいいよーっと思ったらビクンッビクンッとイッてしまいました…。
彼もすぐにイッて、お腹に熱いのが流し込まれてる…。
生なので…ペニスがビクッてしてるのも分かりました…。
「〇〇はずっと俺の女だからな…。」
とイッたあとで言われてキュンとなりました。
「○ちゃん、大好き…。」
と言ったら、
「俺だって、好きだよ。」
と言われて更にキュンとなりました。

<ポリネシアのセックス文化> 現代人に蔓延するレス、どう向き合えば・・・

英領ニューギニアのトロブリアンド島民は、文明人のセックスをからかって、男女の観衆の前で、忙しく、落ち着きのない、ぶきっちょうな文明人の愛のテクニックとしてマネしてみせる。
お客は、この低級なセックスの演劇をおかしがるが、それは俳優たちが誇張しているのだと信じている。
彼らの経験によれば、それほど準備不十分で、それほど本番を急いだら、どんなカップルもセックスを楽しむことはできないはずだから。
彼らはこんな説明をする。
「一時間たつと祖先の魂(たましい)が目覚めて二人の結びつきを祝福しにくる」    
このことの意味は、これらトロブリアンド諸島の恋人たちにとって、セックスを長びかすことは義務であり、祖先の霊に対する務めなのである。
セックスは本当の意味で「神降し」「神霊との交わり」なのだと。
女性を依り代(よりしろ)に見たてた神聖な行為なのだということ。
優しく静かなオーガズムを迎えた女性の表情が菩薩のようなものに変わる。
そのものが「神霊との交わり」なのかもしれない。
そして、私たち文明人が行うセックスは「悪霊降し」「悪霊との交わり」とも言えなくもない。
たとえば、『メッセンジャー』シリーズに、この悪霊との交わりに近い逸話(いつわ)が書かれていたので紹介する、
「現世を去ってもセックスでの快楽を忘れることができず、その快楽を求める亡者(男の浮遊霊)が女に憑依し、誰でも構わない男とのセックスを求めさせる」
というような“セックス依存”のようなもの。
そのようなことは本当にあるのだと。
男性に取り憑くよりも女性である方がオーガズムは強く相手も手ごろにゴロゴロいることから女性に憑くのかもしれない。
気軽に「セックスフレンド」や「ヤリ友」「援助交際」などとされているものが何者との交わりなのか、そういう警笛に聞こえなくもありません。
話を戻しますが、優しく静かなオーガズムを向かえるためにポリネシアと呼ばれる島々の人たちはクリトリスへの愛撫は一切行わないといいます。
その強烈な刺激によるオーガズムを「悪魔との交わり」と感じたのでしょうか。
ユダヤ教では女子割礼(クリトリス切除)などもありますから、もしかするとそのことを理解していたのかもしれません。
19世紀半ばにアメリカ人のジョン・ノイズが発見したセックスの技法「カレッツァ」という考え方では、ポリネシアの人々やアメリカ先住民たちが行ってきたものを論理的に示した例があります。
その技法によると、人間にはそれぞれ磁気の力があり、それがセックスを通して、相手の体に流れる、つまりセックスによって、磁気の交流がなされるというのです。
男性器は磁気を交流させるときの導体であり、セックスの目的は男性器と女性器が深く静かに結合して、磁気がお互いの性器を通じで交流することにあるというのです。
そういう考えのもとで結合すると、男女ともに性感がとても高まり、これまで味わったことがない、深く豊かな喜びに満たされるということを発見したのでした。
その理論を発展させ研究したアメリカ人医師、ルドルフ・フォン・アーバンは、ひとつの結論を得ました。
相思相愛で結婚した二人がベッドに裸になって、強く抱擁しあい、愛撫しあったままなにもしないで過ごすこと一時間、真っ暗な部屋で二人が体を離すと、妻の体から群青色の光が発せられているのが見えたというのです。
妻の体から発せられた光とは、一体なになのか、アーバンはいま流行の言葉で言うオーラのようなものと考えたのではないでしょうか。
そして、夫婦にいくつかの実験をしてもらい、ひとつの考えにたどり着いたのです。
それは「長時間、体を密着させておくだけでも、心の安らぎや満足感が得られる。」ということでした。
ポリネシア人はセックスに限らず、肉体的接触をとても大切にする民族でした。
例えば、母親は赤ちゃんを裸の背中に乗せて、仕事を行う。
子どもは密着した母親の体から伝わる“気”によって、緊張感が和らぎ、安心して機嫌よくスヤスヤ眠る。
また、子どもをなだめるために、母親がその子の背中を長い間さすって、気を静める習慣があるそうです。
ポリネシアでのセックス文化は、私たちの祖先である日本先住民の間にもあったと最近になって感じました。
縄文時代や弥生時代などの日本人たちはポリネシアの人々のように「おおらか」で「おひとよし」な民族だったといいます。
       
     
      
【参考】
       
       
       
『挿入しても腰は振らず、動かずにその時間(とき)をゆっくり楽しめ』
        
『勃っても勃たなくても無理に動かず、性器と性器が接触する時間(とき)をそのまま楽しめ』
        
さあヤルぞ!ではなく、二人でするまったり休憩なので。
ポリネシアン並に1時間でなくとも30分も続ければ。
前戯不要、そのまま、そうする。
側位とか。
10代の君たちも。
性介助にも。
      
      
      
【参考】
        

【寝取られ】 好きな女の子がサークルの先輩達に喰われた話5

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26話


佳代ちゃんから飲み会参加の返事が来てから、俺はずっと悶々とした気持ちで過ごしていた。

佳代ちゃんは一体どういうつもりで今回の飲み会に来るんだろう……ってそればかりを考えて。

前回の飲み会での事だって、未だに信じられなくて、半信半疑というか……。

でも、もしかしたらまた佳代ちゃんの裸がまた見れるかもしれないって考えると、やっぱりどうしても興奮してきてしまうし。

正直もう俺の頭の中は
〝佳代ちゃん佳代ちゃん佳代ちゃん佳代ちゃん……〟
って、毎日佳代ちゃんの事しか考えれなくなっていたし、ある意味高校時代よりも佳代ちゃんに夢中になっていたかもしれない。


で、ついに飲み会当日がやってきた。

事前に言っていた通り、夜飯は吉岡先輩が皆に焼肉奢ってくれるという事だったのだけれど、まずは太田先輩のアパートに集合して、それから皆で近くの焼肉屋へ行く、という予定になっていた。

で、俺は佳代ちゃんに伝えた約束の時間よりも少し早めに太田先輩のアパートに到着。

どうして早めかっていうと、先輩達にそう言われていたから。

「色々準備するから早めに来て手伝え」と。

一体何を準備するんだよって思いながら部屋に入ると、すでに吉岡先輩以外の先輩達は全員来ていた。

で、俺を見てめっちゃ笑顔でA先輩が声を掛けてくる。


「お、ナオヒロ来た!お前遅ぇよ!もう準備終わっちまったし!」


「え、あ、すみません……こんな早くに集まってるとは思わなくて。」


「ハハッ、冗談だよ!いいよ別に、俺達が早すぎただけだから、な?ハハッ気にすんなよナオヒロ!お前は可愛い後輩だし!」


笑いながらA先輩に肩をバンバン叩かれる。

なんか気持ち悪いくらいテンション高いなこの人。


「先輩達は何時に来てたんですか?」


「1時間くらい前だっけな。」


「ハハッ、はやる気持ちを抑えきれてないよな、俺ら。」


「てかナオヒロ見てみ、この部屋超良い感じになってっから。」


そう言われて前回女先輩を1人で寝かせておいた部屋
(この前俺達がいた部屋の隣の部屋)
を見せられる。


「ほら、準備万端だろ?」


見ると、部屋の中にあった殆どの物が退かされていて、これから引っ越しでもするのかと思うくらいにスッキリしたその部屋の床の一面に大きなビニール製?のマットが敷かれていた。


「やっぱこの人数でするにはこれくらいのスペースが必要だろ?このマットなら汚れても気にする必要ねぇしな。」


は?……わざわざそのために?

やる気満々過ぎるだろこの人達。

てかこの部屋凄い……エロい雰囲気がプンプンしてる。

まさにヤルためだけの部屋って感じ。


「あとよ、ちゃんとこういうのも用意してっから。」


そう言って事前に買っておいたと言う多種多様な大人の玩具を見せられる。

男性器の形をしたバイブレーターや卵型のローター、よくAVで見る電気マッサージ機(電マ)、さらに手枷や足枷などの拘束具まで……あとは他にもエロい道具が多数あった。


うわ……何だよこれ……

これを佳代ちゃんに使うつもりなのか……?


「ほら、テンション上がるだろ?超テンション上がってくるよな?なぁ?」


先輩達は皆ニヤニヤしていて、すでにスケベ顔になっていた。

この人達、脳ミソまで精液に浸かってんじゃねぇのか。


「凄いッスね……てか結構金掛かってるんじゃないですか?」


「元々持ってた物も多いからそんなにでもないけどな。これとかすげぇぞ、この前ナンパした女にこれ使ったらアヘ顔晒して超イキまくってたらかな。」


道具の持ち主である太田先輩に説明されながら、俺も色々と想像してしまい、ドキドキしてくる。


「早く来ねぇかなぁ佳代ちゃん、マジで溜めすぎてキンタマ爆発しそうだわ。」


「ハハッお前ホントに一週間出してこなかったのか?」


「当たり前だろ、この日のためにコンディション合わせてきてるっつーの!」


「その前に焼肉だけどな、戦の前にたっぷり精力つけとこーぜ。」


「へへ、テンション上がるぜ~、吉岡早くしてくれ~」


「あれ、そういえば吉岡先輩は?」


「吉岡は佳代ちゃんを車で迎えに行ってるぞ、だからもうすぐ……お、来たっぽい。」


で、吉岡先輩に連れられて佳代ちゃんがやってきた訳だけど、俺はアパートの玄関に入ってきた佳代ちゃんの姿を見た瞬間、目が釘付けになった。


――えっ……?うわぁ……え……すげぇ……今日の佳代ちゃん、可愛い過ぎる、なにこの可愛さ……――


で、先輩達もそれにすぐに気づいて


「おお!なんか今日の佳代ちゃんいつもより可愛くね?あれ、もしかして髪切った?」


「えへへ、分かります?昨日美容院行ってきたんですよぉ、夏だからちょっとだけ短くしたんです。」


「その髪型めっちゃ良い感じだよ!超可愛いって!」


「わぁ嬉しいっ、ありがとうございますっ。」


先輩達に褒められて嬉しそうな佳代ちゃん。

先輩達の言う通り、髪は少し短くなっただけだけど、それがとても似合っていて可愛い。

たぶん美容院でケアしてもらったからなんだろうけど、髪質がいつもよりさらに艶々だし。

着ている服も夏らしく涼しげなワンピースで、それが佳代ちゃんにとてもよく似合っていた。

いつもより可愛さと清楚感が3割増してる感じ。

正直惚れ直したというか、改めて一目惚れして一気に心が持っていかれた。

マジで、言葉失うくらい可愛いかった。


「……ナオ君?どうしたの?」


「あ、いや別に……」


たぶん俺が見惚れていたのに気づいていた佳代ちゃんは、そんな俺を見てクスっと笑っていた。

その笑顔も俺の胸にグサっと刺さる。


「じゃあ佳代ちゃんも来たし、焼肉行くか!てか佳代ちゃん焼肉で大丈夫だった?もっとヘルシー系の方がいい?」


「ううん、私焼肉大好きだから凄く嬉しいですっ。」


「なら良かった、やっぱ夏は肉食ってスタミナつけないとな。」


「元気になれるからいいですよね、焼肉って。」


「そうそう、焼肉食うと元気になれるよなぁ、色々と。」

(先輩達が意味深にクスクス笑う 佳代ちゃんはそれにはあんまり気づいてない感じだったけど)


で、そんなやり取りをしつつ、俺達はここのすぐ近くにあるという焼肉屋へ皆で歩いて向かった。


27話


で、皆で焼肉屋に来たわけだけど、吉岡先輩が連れて行ってくれたその焼肉屋は清潔感があって煙も殆ど出ていないような小奇麗な焼肉屋だった。

ここなら煙の匂いが服につく心配はしなくていいし、店内の雰囲気や客層見ても高級過ぎる感じでもないし、団体用の部屋もあるから学生が集団で使って少しくらい騒いでも問題ない感じ。

メニューを見る限り、家族で来るような焼肉屋ではなくて、居酒屋系というか、酒を飲むための店って感じだった。

まぁそれはどうでもいいんだ、俺はこの後どうなるんだろうとか、佳代ちゃんの事ばかり考えちゃって、正直飯の味も酒の味もよく分からなかったし。


で、俺の席は佳代ちゃんの隣だったんだけど、その時に佳代ちゃんを見ていて色々と感じる事があった。

それは何かと言うと、
まず、佳代ちゃんは前回の飲み会であんな事があったとは思えないくらい普通に先輩達と(俺も含め)話したり飲んだりしてるんだけど、めっちゃ機嫌が良いっていうか楽しそうなのよ。いつものサークルの飲み会よりも何倍も。

酒が入ってるからってのもあるんだろうけど、とにかくよく笑うし、嬉しそうだし楽しそう。


で、それを見ていて、佳代ちゃんがこんなに楽しそうなのは、ここに他の女の子がいないからだろうなぁて俺は正直思った。

男5人に対して女1人って状況は、そういうのは無理って女の子もいるかもしれないけど、少なくとも佳代ちゃんはそういうの大丈夫っていうか、寧ろ好きなんじゃないかって。

逆ハーレム状態っていうのかな。

佳代ちゃんみたいなタイプは、他に女の子がいないから気を使わなくて楽ってのも逆にあるんだと思う。

周りが男だけの方が気楽だし、楽しいのかもしれない。


で、普段の佳代ちゃんと違うなって思った所は他にもあって、
これは俺が自意識過剰なだけかもしれないけど、

例えば俺が飲んでた酒を、隣にいた佳代ちゃんが

「なんかナオ君が飲んでるの美味しそうだね~、ちょっと私も飲んでみていい?」

って聞いてきて、普通に俺のグラスに口つけて飲み始めたりとか。

童貞の俺からしたら「わっ、佳代ちゃんと間接キス!」とか思っちゃうんだよね、どうしても。でも佳代ちゃんは全然平気そう。

(一応、その前に佳代ちゃんから「あ、私口つけちゃっても大丈夫?」とは聞かれた)

で、それと同じ事がサラダとかデザートとかでも起きたんだけど、これも佳代ちゃんは他に女の子がいたら色々気にしちゃってできない事だと思うんだよね。


そしてそれは他の先輩達に対しても同じで、例えばメニューを見てる時とかも

「佳代ちゃん何か頼みたいものある?」

って聞かれると、佳代ちゃんは先輩に身体を近づけて

「ん~どうしようかなぁ。」

とか言いながら距離感がめっちゃ近いのよ。もう腕とか肩が触れるのは当たり前な感じで。


あと、この日の佳代ちゃんはやたらとボディタッチが多かった。

話していて笑うときとか絶対誰かの腕を掴んだりするんだよね。

これは以前、吉岡先輩や太田先輩が「佳代ちゃんは二人きりになるとボディタッチが増える」みたいな事を言っていたけど、それは吉岡先輩や太田先輩だけに限った事じゃないんだと分かった。

A先輩やB先輩にもそうだし、俺にもめっちゃ触ってくる。

でも佳代ちゃんはそれを意図的にやってる感じではなかったんだよ、全く。

とても自然な行為というか、楽しいからついつい触っちゃう、みたいな感じで。

で、やっぱりそれは他に女の子がいないからなんだろうなぁって思った。

他に女の子からの視線に気を使わなくていいから、気が緩んで自然とボディタッチが増えちゃうんだと思う。

だから佳代ちゃんからしたら特に男の気を引こうとかそういう意識はないんだと思う。

ボディタッチされた側の俺はドキドキしっぱなしだったけどね。

佳代ちゃんはタッチしてくる仕草も女の子っぽくて可愛いというか、触ってきた手の感触も柔らかいし。

でも一方で、また一つ佳代ちゃんの意外な一面を見た気分にもなったというか、先輩達にボディタッチしてる佳代ちゃんを見てるとやっぱり複雑な気分になった。

ていうか、なんか本能的にそういう事をしちゃう佳代ちゃんはエロいなって、思ってしまった。


で、それは先輩達も感じていたようで、佳代ちゃんがちょっと席を外した時に


「やべぇわ、今日の佳代ちゃん超良い!なんかすげぇ可愛いんだけど。」


「な、ヤバいよな。しかもめっちゃ触ってくるし、なにあのエロさ。」


「あ~もう、早くハメハメしてぇなぁ。」


と言って、もうすでにボルテージがかなり上がってる感じだった。


で、その後食事を終えて店を出たんだけど、近くにバッティングセンターがあったのを見つけて、佳代ちゃんが

「楽しそう!」

って目をキラキラさせていたので、

「じゃあ軽く運動してくか、酒入ってるけど」

となって、そこで軽く遊んでいった。

佳代ちゃんは運動神経が良いから結構パコパコ打っていて、先輩達は驚いてた。

まぁ俺は高校時代にバスケ部でバリバリ活躍してた佳代ちゃんを知ってるからあんまり驚かなかったけど。

バッティングセンターでも佳代ちゃんはキャッキャしてて楽しそうで可愛かった。

でも先輩達はもう我慢できないのか(特にA先輩)、佳代ちゃんに「打ち方教えてあげるよ!」とか言って、腰とか触ってめっちゃセクハラしてた。

で、佳代ちゃんがバットを振った時に


「お、今パンツ見えそうだった!佳代ちゃん、もっと大きく振ってみ。」


「もぉ~しないですよぉ」(笑いながら)


みたいな、そんなやり取りもあったり。


で、その後帰る前に部屋で飲む用の酒を買いにスーパーに寄ったんだけど、そこでもちょっとエロいやりとりが。


「佳代ちゃん太田の部屋に戻ってもまだ飲むっしょ?」


酒を選びながら吉岡先輩が佳代ちゃんに聞く。


「ん~……はい、飲みますよぉ。」


「よ~し、じゃあ今日は朝までぶっ通しだからな?佳代ちゃん分かってるよな?」(意味深)


「わぁ、そんなに飲めるかなぁ。その前に私、起きてられるか分かんないですけど……」(まだ意味わかってない)


「まぁ佳代ちゃんは俺達が絶対寝かせねぇけどな。」(再び意味深)


先輩達はニヤニヤしながら明らかに別の意味っぽくそれを言うんだけど、佳代ちゃんはその意味を知ってか知らずか「え~……」と言いながらちょっと顔を赤くして笑ってた。(たぶん意味分かったんだと思う)


で、それからようやく太田先輩のアパートに帰ったんだけど、その帰り道で突然雨が降ってきた。

しかも結構な豪雨で、小走りで帰ったんだけど、アパートに着いた時には皆服がずぶ濡れに。

佳代ちゃんのワンピースも結構濡れちゃってた。

で、部屋に入って皆タオルで頭拭いてたんだけど


「すげぇ雨だったな、最近こういうの多いよなぁ。」


「太田着替えとかある?なんでもいいんだけど。」


「Tシャツなら沢山あるぞ。」


「あ、てか風呂借りていいか?俺シャワー浴びときたいわ。」


と、吉岡先輩が言い出して、他の先輩達もそれを聞いて思い出したかのように


「あ~そうだよなぁ、やっぱエチケットつーか、綺麗にしといた方がいいよな?」


「ハハッ、そうそう、マナーだよなそれは。」


と、また意味深な事を言い出す。

で、佳代ちゃんにも


「佳代ちゃんもシャワー浴びとく?」


「え……私は……」


「ほら、服も濡れちゃってるしさ。」


「え~でも……どうしよう……服はタオルで拭けばすぐ乾きそうだから……」


「なんだよ佳代ちゃん、そんなに恥ずかしがらなくても遠慮せずにお風呂使っていいんだよ?ほら、この前も入ってったじゃん。」


と、前回セックスした時の事を思い起させるように言う太田先輩。

それを聞いて佳代ちゃんは顔を赤くしながら「そうですけどぉ……」と言って、まだお風呂に入る事はちょっと渋ってた。


「じゃあいいの?俺達先にシャワー使っちゃうよ?」


「はい、いいですよぉ、私タオルで拭いてるので。」


「お風呂使いたくなったら遠慮せずに言いなよ、なんなら俺と一緒に……」


「それは結構です~」(クスクス笑いながら)


風呂はまず吉岡先輩から入っていた。

で、俺もタオルで髪拭いてたんだけど、佳代ちゃんが


「ナオ君もお風呂入るの?」


「え、あ~どうしようかな……でもまず先輩達からだから、俺はとりあえず皆で飲めるようにそっちの部屋のテーブルの上にあるものを片付けておこうかな。」


「あ、じゃあ私もそれ手伝う~」


そう言って俺と佳代ちゃんは部屋の片づけしてたんだけど、その時に佳代ちゃんが

「あれ?なんかこっちの部屋変わった?」

と言って、あのビニール製マットが敷いてある方の部屋のドアを開けてしまった。


「あ、ちょ、佳代ちゃんそっちの部屋は……」


あの部屋には確かバイブとか電マとかエロい玩具も置いてあったはずだから、ヤバいと思って俺は慌てて佳代ちゃんを止めようとしたんだけど、遅かった。


「わぁ……え?なんだろう……この前と違う……?」


そのまま電気つけて部屋の中に入っちゃう佳代ちゃん。

そしたらそれに気づいた太田先輩がニヤニヤしながらやってきた。


「あ~佳代ちゃんその部屋ね、マット運動専用の部屋に変えたんだよ。」


「……マット運動専用…ですか……?」


「そうそう。」


「へぇ……あれ?え……これって……?」


大人の玩具を見つけてしまったっぽい佳代ちゃん。


「あ~それね、マット運動しながら色んな所マッサージするやつなんだどさ。」


「……」


「佳代ちゃんこれ、女の子用のマッサージ機なんだけど、女の子のどこをマッサージするやつか知ってる?」


「し、知らないですよぉ……」


「ハハッ、佳代ちゃん知ってるくせに~絶対知ってるだろ!じゃあこっちのやつは?これはさすがに形見ればどこに挿れてマッサージするやつか分かるっしょ?」


「もぉ~やだぁ、知らないですぅ。」


「てか佳代ちゃんも一個くらいこういうの持ってんじゃないの?」


「……持ってないですよぉ……」(小さな声で)


「うわ、なんか本当は持ってますってリアクションだな佳代ちゃん、嘘つくの下手だし。」


「……知らないですぅ……もうやだぁ……」


「佳代ちゃんさ、後で皆と一緒にここでマット運動する?」


「……し、しないですョ……」(小さい声で弱々しく否定する佳代ちゃん)


その後真っ赤な顔して佳代ちゃんがその部屋から出てきて、そこで俺と目が合ったんだけど、めっちゃ恥ずかしそうにしてた。

で、そのタイミングで今度はお風呂場の方から吉岡先輩の声が


「お~い佳代ちゃん!ちょっとこっち来て!」


「え、どうしたんですかぁ?」


「いいからちょっとこっち来てって。」


そう言われてお風呂場のドアに近づく佳代ちゃん。


「来ましたけど、どうしたんですかぁ?」


「あのさぁ、ちょっと俺の背中洗ってくれない?」


28話



「えっ!?背中って……私がですか?」


「そうだよ、マネージャー頼むわ!」


吉岡先輩に背中を洗ってほしいと言われた佳代ちゃんは、その突拍子もない頼み事に困った顔をしていた。


「え~それってマネージャーの仕事なんですか?」


「マネージャーが先輩の背中を洗うのはうちのサークルの伝統だからさぁ。」


「それ絶対嘘じゃないですかぁ。」


クスっと笑いながらお風呂のドア越しに吉岡先輩と会話する佳代ちゃん。

太田先輩とA・B先輩も「本当だよな、毎年恒例の伝統行事だし」と冗談ぽく言ってる。


「とにかく入ってきてよ、服のままでもいいし、なんだったら裸になって入ってきてもいいけど。」


「無理ですよぉ、私ナオ君と一緒に部屋のお片付けしてるので。」


「頼むわ佳代ちゃん、背中だけでいいから。」


「自分で洗ってくださーい。」


そう言って佳代ちゃんは部屋に戻ってきて片付けを再開。

で、佳代ちゃんは俺の顔見て


「困った先輩達だよね~」


と言いながら笑ってた。

でもその後も佳代ちゃんは吉岡先輩にしつこく呼ばれていて


「佳代ちゃん早く来てよぉ!俺待ってんだけど!片付けはナオヒロに任せればいいからさぁ。」


で、それを聞いた佳代ちゃんが俺の顔を見てきたので俺が「もう殆ど片付いたし、いいよ」と言うと、
佳代ちゃんは「もぉ~……」と、仕方ないなぁみたいに言いながら再びお風呂場に向かった。


「もぉ……どうすればいいんですかぁ?」


「お、来てくれた?とりあえず入ってきてよ!」


そう言って吉岡先輩が浴室のドアをガチャっと開ける。

当然吉岡先輩は全裸でフルチン状態。


「きゃっ!やだぁ!先輩っ!」


驚いて目の前を両手で隠しながら顔を赤くする佳代ちゃん。


「ハハッ今さら俺の裸見たくらいで恥ずかしがらなくたっていいだろ、ほら入って。」


そう言って佳代ちゃんの腕を掴んで浴室の中に連れていく吉岡先輩。

佳代ちゃんは「え~ちょっとぉ……」と言いながらもそのまま入って行ってしまった。


「背中ってどうやって……きゃっ!こっち向かないでくださいよぉ。」


「これで適当に擦って洗って、ボディソープここにあるから。」


で、結局佳代ちゃんは素直に先輩の背中を洗っているようだった。


「佳代ちゃんもっと強く擦っていいよ。」


「こ、このくらいですか?」


「そうそう、それで肩の方もね。」


「わぁ……」


「ん?どうした?」


「……吉岡先輩って背中大きいですね。」


「まぁこの身長だし、ある程度鍛えてるからなぁ、どう?結構逆三角形になってるっしょ?」


「わぁ凄い……うん、なってますね。」


そんな会話をしながらなんだかんだで楽しそうな佳代ちゃん。


「じゃあ佳代ちゃん、ついでに前も洗ってよ。」


「キャッ!ちょっと先輩っ!こっち向かないでって言いたのにぃ!」


「いいじゃん、ほら、ここも優しく洗ってよ。」


「きゃー!もぉ無理ですぅ、前は自分で洗ってくださいよぉ。」


俺には声しか聞こえてなかったけど、佳代ちゃんは「きゃー!」と悲鳴をあげながらもその後に少し笑い声も混じっていて、本気で嫌がっているような感じではなかった。

で、それを聞いていた他の先輩達も我慢できなくなったのか、浴室の前で服を脱ぎだした。


「お~い佳代ちゃん、俺の背中も洗ってくれよぉ!」


そう言ってまずはA先輩が全裸になって浴室に突入。


「えっ、キャッ!やだA先輩!」


「おいお前まだ入ってくんなって~」


「いやぁ我慢できなくてさ、てか吉岡だけズルいぞ、佳代ちゃん俺の背中も洗ってよ。」


「え~ちょっともぉ……」


「吉岡そっち行けって。」


「分かったから、ったく、俺まだ流してもらってないのによぉ。」


「はい佳代ちゃん、洗って、俺の背中!」


「ん~……もぉ……同じので洗っちゃっていいんですか?」


「いいよ!それか佳代ちゃんの素手で洗ってくれてもいいけど。」


「嫌ですよぉ……じゃあタオル一回洗わないと、桶ってあります?」


「はいこれ。」


で、結局A先輩の背中も洗いだす佳代ちゃん。

でもそれも束の間、今度は太田先輩とB先輩も裸になって浴室に入ろうとする。


「佳代ちゃ~ん、俺達の背中も洗って~!」


「えっ!?キャッ!ちょ、ちょっとそんな一気に……」


「馬鹿!お前ら待てって!4人も入れねぇだろうが。」


「入れる入れる、ほら入れるじゃん。」


「やだもぉ……なんですかこれ……きゃっ!もうやだぁ、私出たいんですけどぉ。」


「ダメだよぉ、俺達の背中洗ってからだよ~」


そんなに広くない浴室に全裸の先輩達4人と佳代ちゃんが入っている状態で、すし詰めだから佳代ちゃんは逃げ出したくても逃げ出せないみたいだった。

明らかに自分達の裸を佳代ちゃんに見せつけてその反応を楽しんでる先輩達。

で、俺は浴室の中から聞こえるその声をドキドキしながら聞いてた。


「佳代ちゃんAの次は俺だからね~」


「ちょっと待っててくださいよぉ、順番に洗いますからぁ……」


「あ~佳代ちゃんの洗い方優しいわぁ、このさ、脇腹の辺りも頼むよ。」


「ここですか?」


「そうそう、あ~いいねぇ、俺脇腹敏感だからさぁ、あ~気持ち良い……」


「……ん?佳代ちゃん、鏡越しにどこ見てんの?」


「ぇ……な、なんでもないですけど……」


「ハハッ!Aお前超勃起してんじゃん!」


「うわホントだ!お前ギンギンじゃねぇか!」


「佳代ちゃんの擦り方が微妙にエロいからさぁ。てか佳代ちゃんさっきから俺のチンコ見過ぎたって~」


「み、見てないですよぉ……」


「今見てたじゃん、誰よりも早くオレが勃起してるのに気づいてたじゃん。」


「……そんな事ないですョ……」


「佳代ちゃんは本当にチンコが好きだねぇ。」


「あ、佳代ちゃん後ろ見てみ!Bのチンコも勃起してるぞ!」


「えっ……きゃっ!」


「ハハッ!てかBまだ何もされてないのになんでギンギンになってんだよ。」


「いやぁ佳代ちゃんに裸見られてると思ったら興奮してきちゃってさ。」


「ハハッ!お前なに恥じらいの表情見せてんだよ、乙女かよ。」


「イヤン佳代ちゃんっ、俺の勃起チンポそんなにジロジロ見ないでよっ!恥ずかしいじゃんっ。」(わざとオカマっぽく言いながら)

(※B先輩は実際にはオカマではないし、男性ホルモン多いタイプで体毛濃くて体格もかなりゴツイし女好き)

先輩達のゲラゲラ笑う声。

佳代ちゃんも冗談を言うB先輩を見てクスクス笑ってるみたいだった。

で、その後はシャワーの音が聞こえて


「きゃっ……ちょっとダメです、服が濡れちゃうよぉ。」


「じゃあ佳代ちゃんも裸になれば?」


「無理ですよぉ……あ~も~服が……」


「佳代ちゃん俺もシャワーかけてよ。」


「佳代ちゃんこっちも、俺の股のところまだ泡着いてるから。」


「え~そこは自分でやってくださいよぉ……」


「いいからいいから、シャワー当てるだけじゃん。」


「もぉ……」


「あ~そこそこ佳代ちゃん、強めに当てて、あ~シャワーが良い感じ、また勃起してきちゃうわぁ。」


「ほら見てみ佳代ちゃん、どんどん大きくなっていくよ!」


「やだぁ……」


「ハハッ、やだとか言いながら超見てんじゃん。」


先輩達が佳代ちゃんをからかう声と、なんだかんだで楽しそうな佳代ちゃんの笑い声。


で、その後ようやく浴室から全裸の先輩達が出てきたんだけど、そこで先輩達は俺を見て

「ナオヒロも佳代ちゃんに洗って貰えよ。」

と言ってきた。


「え、お、俺は……でも……」


「そんな遠慮すんなって、佳代ちゃんいいよな?ナオヒロの身体も洗ってくれるだろ?」


「え?あ、うん……ナオ君が良いなら……」(浴室から声だけ聞こえた)


「だってさ、ほらナオヒロも脱いじまえよ。」


「いやでも……」


俺がそう言いながら浴室を覗き込むと、タオルを洗っていた佳代ちゃんと目が合った。

で、俺が「本当にいいの?」って聞くと佳代ちゃんは「……うん、いいよぉ」と少し恥ずかしそうにだけど普通に言われた。

マジかよ……。

俺も佳代ちゃんの前で裸になるのか?

てか佳代ちゃん、先輩達の裸見過ぎてもう慣れちゃったのか?

で、その後も俺は結構躊躇っていたんだけど、先輩達に背中を押されて結局服を脱ぎ始めた。


――ヤバい……めっちゃドキドキする……――


童貞の俺からすれば女の子の前で裸になる事自体初めてだし、しかもそれが佳代ちゃんなんて……

でももう正直、俺も佳代ちゃんのムッツリっぽい反応とか見ていて興奮していたし、エロい事ばかりで頭がいっぱいになっていた。

だからもう、この流れと雰囲気に、いっその事俺も呑み込まれようと思った。

もういいや!どうにでもなれ!

で、俺は服を全て脱いで裸になると、思い切って佳代ちゃんが待ってる浴室に入った。

片手で股間を隠しながら

「……あ、いい?」

「……うん、いいよ。」

と、佳代ちゃんと言葉を交わした後、鏡の前に行って佳代ちゃんに背中を向ける。


――ヤバい……すげぇ恥ずかしい……――


俺も佳代ちゃんも顔赤くなってた。


「じゃあ、洗うね?」


「う、うん……」


ボディソープを泡立てて、優しく俺の背中を洗い出す佳代ちゃん。


「このくらいで擦ってて大丈夫?痛くない?」


「あ、うん、丁度いいよ。」


で、その後少し沈黙。

気まずくなって俺が口を開く。


「まさか佳代ちゃんに背中を洗って貰う日が来るとは思わなかったよ。」


「ね、私もだよ。」(ちょっと笑いながら)


そんな会話をしながら、佳代ちゃんは背中だけじゃなくて肩や脇腹や腰の方まで洗ってくる。

これ……結構際どい。股間まであと数センチのところまで佳代ちゃんの手が来てるし。

と、そんな事を考えていたら俺も凄く興奮してきちゃって、アソコが勝手に……


――あ、ヤバい……――


そう思った時には俺のペニスはすでに固くなって上を向いてしまっていた。

で、鏡を見たら佳代ちゃんが鏡越しにチラっと俺のその股間を見ていて、その後俺とも目が合ってしまった。


「あ、ご、ごめん!佳代ちゃんっ……!これは……そ、その……」


俺が言い訳をしようとすると、佳代ちゃんは恥ずかしそうに顔を赤くしながらも笑顔になって


「……うん、大丈夫だよ。」


と優しく言ってくれた。

で、その後、俺が前を自分の手で洗うと、佳代ちゃんはシャワーを出して丁寧に泡を流してくれた。

ちなみにその間も俺はずっと勃起しっぱなし。

めっちゃ恥ずかしかったけど、佳代ちゃんはあえてそれには触れずに、先輩達と同じように全身を洗い流してくれた。(勃起してた股間もさりげなくシャワーかけてくれた)


「よ~し、ナオ君、もう泡残ってないよね?」


「う、うん……ありがと。」


「あ、拭くタオルがないよね、私取ってくるねっ。」


笑顔でタオルを取りに浴室を出ていく佳代ちゃん。

浴室に残された俺は、ペニスを勃起させたまま、すっかり先輩達と同じ気分になっていた。


もう我慢できない……

もう無理だ、欲求を抑えられない……

俺も……俺も佳代ちゃんと、セックスしたい……!


【続き読みたい方↓】青春の人 佳代ちゃん

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『風俗大王』の異名を持つオヤジの嫁と

学生時代のバイト先に『風俗大王』の異名を持つ親父がいた。
推定40歳。
小学生の子供がいるバリバリの既婚者だが、無類の好き者なんだこれが。

ソープだヘルスだ性感だと、どんだけ通ってんだよって感じ。
俺も何度か、「帰りにヘルス連れてってやろうか」と誘われたが、薄給のバイトに声を掛けられてもなあ。
というか、浮気したいなら素人女を口説けば済むのに、手間が惜しいのか、わざわざ高い金払って女と遊ぶってのが理解できなかった。

そんなある日、職場の人たちと飲みに行った席で、若手社員(♂)が大王に無邪気な質問を投げ掛けたのが事の始まりだ。

「大王さん、そんだけ絶倫だと奥さん身が持たないんじゃないスか?」

『絶倫』と言われて気を良くしたのか、大王が自慢気に語り始める。

「俺ね、仕事とセックスは家庭に持ち込まない主義なの」
うわわっ、いきなり大正時代の親父テンプレ発言。

「古女房相手じゃオチンチン勃たないんだよなー。色気ないし」

その割にしっかり子供作ってるじゃん。

「うちの女房さ、淡泊っつうかセックスがあまり好きじゃないんだよね」

女の草食系?
それとも年食って枯れたのかな。

「したくないのに相手させるのも何だし、これも女房孝行だな」

うーん、ものすごく自分勝手な言い訳の気がする。

「愛情が冷めたわけじゃないけど、身内の感覚になるっていうかさ」

飲み会の席にいた既婚親父には、この意見に賛同する人が多かった。

「まあ、お前も結婚すりゃ分かるよ」
つうか、あんたほど通ってる既婚者も珍しいんじゃね?

「ところで2次会、駅前のピンサロ行かない?」

行きません。
てかその店、こないだ、『地雷踏んだ』って言ってなかったっけ?
心の中で突っ込みながら適当に相槌を打ってたが、まあ女には聞かせられんわな。
男ばかりの職場じゃなきゃ、3日でセクハラ告発されてたと思う。

飲み会から2~3週間後の週末、社内レクリエーションのバーベキューに参加した。
『家族みんなで』という社長の方針で、家族持ちの社員は妻子同伴。
最初は家族で固まってたが、すぐにバラけ、奥さんたちは集まってお喋りを始める。

社長命令で子供の相手をさせられてた俺は、成り行きで奥様グループに入った。
そこで初めて大王の奥さんと会ったんだが、何というか・・・普通の主婦だった。
旦那と同年代の推定アラフォーで、不細工とは言わんが美人ってほどでもない。
強いて言えば自民党の野田聖子と同系列かもしれん。
薄化粧でラフな格好だったせいか、全体的に地味な印象。
中肉&やや小柄で、特にナイスバディーとも思わなかった。
もっとも話した感じは悪くない。
確かに華があるタイプじゃないが、大王が主張するほど色気不足でもないだろう、と正直思った。
女性陣との会話はそれなりに盛り上がり、奥さんたちとメアドを交換してその日はお開きになった。

それからしばらく奥さん連中と普通にメル友してたんだが、ある日、何の気なしに大王嫁に、『今度、飯でも一緒にどうですか?』とメールしてみた。
すると、『昼ならいいよ。バイト休みいつ?』と返信。
そのまま話が進んで、近くのモールで昼飯を食うことになった。
正直、この時点じゃ、大王嫁をどうこうしようなんて考えてなかった。
年上は趣味じゃないし。
食事に誘ったのも社交辞令半分というか、軽い気持ちだった。

ランチに来た大王嫁。
この仮名もどうかと思うんで『聖子さん』にするが、バーベキューの時のジーンズ&薄化粧と打って変わってスカート&しっかりメイク。
だからって急に美人になるわけもないんだが、それなりに化けるから女って不思議だ。
「若い子とデートなんて、オバさんウキウキするわ」と嬉しそうな聖子さん。

飯は今イチだったが話は弾み、俺から見た好感度はさらにアップした。
結局その日は食事の後、買い物に付き合って終わったんだが、翌週になって彼女の方から『ランチでもどう?』とお誘い。
まあ断る理由もない・・・というか、誘われて少しだけ喜ぶ俺がいた。

2回目に行ったのは個室じゃないがテーブル毎に間仕切りがある店で、昼間からワインも出た。
そのせいか少し突っ込んだ会話になって、こっちから聞けなかった大王の風俗通いの愚痴も彼女が切り出してきた。
大王さん、隠してるつもりがバレてんだよー。
当たり前だが、妻としちゃ風俗に通われるのは辛いし、腹も立つ。
ただ、大王が言った通り、聖子さんの方もセックスが苦痛な部分もあって、夫婦間がレスなのも事実だという(年数回のペース)。
だからって風俗通いを認めるのは嫌だし・・・と、彼女なりに悩んでるそうだ。

俺「だったら、夫婦のセックスが楽しくなるように工夫したらどうですか?」

聖子「そんなこと言ったって・・・ねえ?」

本当は倦怠期の中年夫婦に性生活を指南するビデオとか、そっち系のサイトとか探してみたら・・・と、アドバイスするつもりだった。
けど、少し酔った瞳で上目遣いする聖子さんを見て、気が変わったんだよな。

俺「じゃあ・・・研究してみましょうよ。俺、手伝いますから」

途中のやり取りをダラダラ書いても仕方ない。
結論から言えば食事の後、少し回り道してラブホに入ったら、案外すんなりついて来た。

部屋に入って、とりあえず抱き締めてキス。
聖子さんが腕の中で小さく震えてる。
これだけの年齢差・・・てか俺のほぼ2倍の年の相手は初めてだったが、流れからして俺が主導しなきゃならない雰囲気だ。

まず2人でシャワー。
聖子さん、かなり恥ずかしがってたが、脱衣所で舌を絡めながら服を1枚ずつ脱がせると早くも興奮してきたみたい。
ついでに俺も脱がせてもらった。
バーベキューの時は特にナイスバディーでもないと思ったが、実際に脱がせたら、意外とイイねー!ってのが率直な感想だ。
やや小ぶりな胸はBくらいだが、お椀型で悪くない形だし、ふにっとした手触りもグッド。
肌が白くきめ細かいのも俺的には高得点だ。
背後から抱き締め、肩越しに唇を合わせながら乳首を指先で転がすと、聖子さんの口から、「あっ・・・あっ・・・」と声が漏れる。
乳首はすぐ硬く立ってきた。
感度よーし。
片手でオッパイを弄りながら、もう片手は下半身へ移動させた。
どっちかと言えば細身の上半身に比べたら、腰回りはやや肉厚か。
本人は腿の太さを気にしてたが、ムッチリ感は悪くない。
ウエストから尻、脚のラインもグラビアモデルとは違う、“リアルな生活感のあるエロさ”みたいなのを醸し出してる。

泡だらけで抱き合いながら全身を愛撫。
尻の少し上と内股が性感帯らしい。
敏感な乳首を正面からペロペロ舐めながら、指先で性感帯2ヶ所を刺激すると、効果てきめんで悶えるわ悶えるわ。
アソコに指を這わせたら、早くもベトベトに愛液が溢れてた。
濃いめの陰毛をかき分けるように指で弄ると、聖子さんは「イヤ・・・」なんて言いながら自分から股を開く。
指先で微妙な強弱を付けてこねくり回したら、しゃがんだ俺の頭を掴みながら、「ああぁ・・・」と嗚咽を漏らし、包皮に隠れてたクリが顔を出した。

マンを持して指を挿入する。
1本・・・2本・・・そのたび、「あんっ・・・」という声とともに小柄な体に力が入る。
ぬめっとした中は経産婦の割にキツいかも、と思ったのは一瞬だけで、指で掻き回すと結構広くて奥行きもある感じだ。
なのに包み込むような締め付け具合。
別に俺、百戦錬磨のヤリチンじゃないが、それまで経験した女とは少し違う感じだ。

チュバチュバと乳首を吸いながら、片手で尻の性感帯を刺激し、もう片手でアソコを愛撫。
風呂の中だが太股は愛液でベトベトだ。
親指でクリを弄りながら人差し指と中指で膣内を弄ると、奥さん、良い声出しますねえ。
指を奥まで入れて子宮口をつついたら、そのたびに「ううっ・・・ううっ・・・」と下半身を捩らせるのがまたエロ過ぎ。
どうやらクリより奥が感じるらしい。
中派って言ったっけ。
ならばと思って、挿入した2本指の先を軽く曲げて刺激したら・・・ドンピシャ。
指を出し入れして膣の上壁にあるスポットを擦るたび、「あ・・・あ・・・あ・・・」だった喘ぎ声が、「ああ・・・ああ・・・ああ・・・」と激しさを増す。
さらに出し入れの速度を速めたら、しまいには、「あああああーー」と叫んで潮を大噴射。
ピシャ、ピシャって感じで液体を噴き出すと、俺に抱きつくように膝から崩れ落ちた。

風呂場の床に座り込んだ聖子さんの目の前には俺の股間。
この時点で半勃起してたが、聖子さんはトロンとした表情でチンコを手に取ると、躊躇いなく口に含んだ。
フェラのテク自体は大したことないが、ジュポボっと本当に美味しそうに吸い立てる。
チンコへの愛着が感じられる・・・という言い方も変だが、本当に好きなんだなと思った。
誰だよ、彼女がセックス好きじゃないなんて言った奴は。

風呂場でたっぷり盛り上げてから、定番のお姫様だっこでベッドに移動。
布団に転がり込むと聖子さん、俺にしがみついて唇を重ね、舌も挿し込んできた。
よっぽど溜まってたんだな。
今も理解不能なんだが、抱き合ってディープキスしてると、野田聖子風の中年女なのに、顔立ちも体型もやたらエロく魅力的に見えてくる。
特に声が体格の割に低めで、あれで喘がれるとたまらんのよね。
絡みながら、(俺って、オバさん相手でも勃起するんだー)と自分で感心してたが、何割かは彼女の声に興奮したのかもしれない。

風呂場でのフェラでチンコも準備万全だし、ラブホ備え付けのコンドームを装着。
正常位になって見つめ合う。

俺「入れますね」

聖子「うん・・・ちょうだい・・・」

腰を進めてズズズズっと挿入。
ハメる瞬間、両手で顔を覆いながら、「あああぁ・・・ん」とヨガる聖子さんの仕草が最高に可愛かった。
風呂場で指入れした時も広いのか狭いのか分からなかったが、実際にチンコを入れると・・・何これって状態だ。
膣自体は深くて広いんだが、やっぱり締め付けが半端ねえ。
しかも処女とか経験の浅い子にたまにいるキツいって感じじゃなく、柔軟性があるけど膣圧が高いと言ったらいいのかな。
ぬめっとした粘膜がチンコ全体を満遍なく包み込む感じだ。
医学的なことは分からんが、括約筋とかあの辺の筋肉が発達してるのかもしれん。

これはたまんねー、と腰を前後させると、聖子さんも体を反らせて、「ああ・・・そこ・・・いいわぁ・・・」と悶えながら俺の腰に脚を絡めてきた。
俺のチンコ、少し上反り気味でエラも大きめなんだが、張り出した部分が潮吹きスポットに擦れて、そのたび彼女が狂ったように反応する。
もちろん俺も擦れると気持ちイイぃーっ。
互いに一番感じる場所が当たるもんだから、抜き挿しすればするほど気持ち良くなる。

(快感のインフレスパイラルやぁー)

ううっ、いつもより早めに絶頂を迎えそうな予感。
これはマズいと思ったが、俺の意思を無視するように腰の動きは激しさを増す。
聖子さんも、「駄目・・・駄目・・・あっ・・・あっ」と喘いでたが、とうとう、「いやあああぁぁぁー」と絶叫しながら全身をビクンビクンと痙攣させた。

ちなみに、射精モードに入ってから実際に出すまでの往生際の悪さが俺の持ち味。
恍惚状態の聖子さんを強く抱き締めると、腰を打ち付けるペースを上げ、さらに彼女を1回イカせてから俺もゴムの中に放出した。
ムチャクチャ気持ち良かったー。

聖子「すごい・・・死ぬかと思っちゃった」

腕枕の中で聖子さんは呟くと、俺に体をすり寄せてきた。
いい年して何でこんなに可愛らしいのよ。
思わず抱き締めると、彼女も俺の首にしがみついて唇を合わせてくる。
絡まる舌と舌。
何というか情念が感じられるキスで、あっという間に回復して・・・、というか出した後も萎えなかったんだが・・・、そのまま2回戦に突入した。

2回戦は片脚を抱えながらの松葉崩し。
密着度合いが増すし、さっきとは当たる場所が違って、これはこれでたまんねー。
亀頭の先に子宮口が当たると聖子さんが、「うっ・・・うっ」と切ない声を漏らす。
正常位に戻り、ビンビンに立ってる聖子さんの両乳首を激しく刺激しながら腰をグラインドさせたら、「いや・・・いや・・・いやあああぁー」と絶頂に達した。

俺も2発目を放出してぐったりしてると、聖子さんが布団の中に潜り込んでチンコをチロチロ舐めてくる。
おおーっ、股間に血が集まってグググっと頭をもたげる海綿体。
すると彼女が布団からぬっと顔を出して、「しよっ(はぁと)」。
その表情にグッときて一気にフル勃起に回復すると、そのまま3回戦に突入した。

3回戦は後背位だ。
掴み甲斐のある尻肉に興奮して、盛りの付いたオス犬みたいにピストン運動。
松葉崩しとも違う当たり所に快感も急上昇し、ベッドから落ちそうになる聖子さん。
というか実際、最後はベッド脇で立ちバックのままフィニッシュした。

いくら若くても3連戦はキツい・・・と横になってたら、聖子さんが俺の体によじ登るように跨ってチンコをペロペロ。
あんた性欲の化け物ですか。
ねっとりフェラしながら69の体勢に移行し、俺の目の前にはパックリ割れたアソコ。
これは舐めるしかないでしょ・・・と反射的に思う俺もどうかしてるな。
口へ吸い込んだクリを舌先で転がしながら、鼻先で膣口を刺激する俺の得意技に、聖子さんは、「そこ・・・そこ・・・いいぃー」。
喘ぎ声だけでフル勃起に回復する俺のチンコも見上げたもんだ。
彼女は腰の位置を俺の下腹部にまで移動し、背面騎乗位ってのか?自分から挿入した。

聖子「ああっ・・・ああっ・・・ああぁっ・・・」

ヨガリながら激しく腰を振る聖子さん。
陰毛が摩り切れるんじゃないかと思った。
途中で向きを変え普通の騎乗位になると、俺が突き上げるのに合わせ絶妙のリズムで腰をバウンドさせる。
こいつ天才か、それとも熟練の技術か。
最後は俺に覆い被さって唇を重ねながら、2人同時に昇天した。
結局、夕方までかかって俺が出したのは4回。
聖子さんが何回イッたのかは知らんけど、あとで聞いたら、「うーん、全部で15回くらい?」と語尾上げで答えてくれた。

ハメながら当然おかしいと思った。
何が『淡泊でエッチが好きじゃない』だよ?
ムチャクチャ濃厚でスケベじゃねえか!
まったく大王、いい加減なこと言うよな。

しかし考えてみたら聖子さん自身も、「セックスが苦痛」と言ってた。
夫婦間でレスなのも事実らしいし。
どういうことだ?

聖子さんの説明では、こういう事らしい。
精神的不一致な大王のセックスって、とにかく“自分が出したい”が基本。
だから奥さんとする時も、まず横になって、「気持ち良くしてくれ」だそうな。
で、奥さんが頑張って手や口で勃たせるとさっさと挿入。
勝手に腰振って勝手に射精して、「お疲れさん」なんだとか。
そこまで極端じゃないにせよ、少なくとも聖子さんはそう感じてるわけだ。
大王の側に相手を気持ち良くさせようって気がないから、彼女も気持ち良くない。

肉体的不一致な聖子さんの感じるツボはズバリ“中”。
特にGスポットを擦られると潮を噴くし、奥の子宮口をズンズン突かれたら、「腰が壊れそうなくらい気持ち良いの。うふふっ(←思い出し笑い)」だそうな。
突いた俺も気持ち良かったけど。

で、これは物理的にどうしようもない部分もあるんだが、大王のモノ、聖子さんの感じるポイントに当たらないらしい。
長さや太さが足りないのか、チンコの形が彼女のアソコと合わないのか。

「旦那のサイズ?うーん、Aちゃん(俺)の半分くらいかな」と言ってたが。

まあモノが届かないなら指で刺激するとかバイブ使うとか、工夫のしようもあるんだろうが、大王って基本的に“相手を気持ち良くする”という頭がない。
結果的に聖子さんは、俺とハメて初めて本気でイクのを経験したんだとか。

それからしばらくは大変だった。
俺がバイト休みの前日になると聖子さんがメールで誘ってくる。
午前中に待ち合わせ、早めの昼飯を食ってラブホへ直行。
夕方までハメまくった。

さすが人妻というか基礎体温はちゃんと付けてるらしく、危険日以外はナマ外出し。
安全日は中出しすることもあった。
生理中以外は大なり小なり危険なのは承知だが、彼女は中が感じるから、ナマだと快感も二乗なんだよな。
年食ってエロに目覚めた反動か、ホント飽くなき性欲って感じで俺を求めて来る。
体の相性が良いもんだから、俺も誘われるままに付き合った。
1回会えば最低3発はしたし、多い時は週5発した。
我ながらケダモノだったわ。

終いには聖子さんと会うためバイトを休むようになり、さすがにマズいと考えた。
いくら大王でも、嫁がこんだけ浮気してたら気付くだろうし。
2人で話し合って回数を抑えることにしたが、その分1回がさらに濃密になった。
一度、日程をやり繰りして2人で1泊旅行したんだが、夕方から翌朝まで食事を挟んで、家族風呂でも布団の中でもヤリまくった。
途中から数えてないけど10数回はしたと思う。
今のところ、あの夜が俺の人生のバッケンレコードだ。
最後の方は射精感だけで精液はスカスカな感じだったが、それでもフル勃起でヤリきった俺のチンコを終わってから褒めてあげた。

これだけだと、『どんな淫乱女だよ』と思われるかもしれないが、別に聖子さんが特殊ってわけでもないらしい。
実は聖子さんと会う回数を減らしてから、バーベキューの時にメル友になった他の奥さんも何人か誘ってみた。
聖子さんと会うまで10歳以上離れた人とハメたことなかったし、(人妻ってそんなに性欲が強いの?)と思ったわけ。
大王ほどじゃないにせよ、風俗通い常連社員の奥さんに限定。
ある程度は俺の好みも入れて、20代から40代の3人を個別に誘った。

結果、全員あっさり落ちた。
若い子より簡単だったかもしれない。

しかも日頃溜まってるのか、3人ともベッドの中じゃ恐ろしいほど貪欲。
どの奥さんも2回戦、3回戦を求めてくるし、1回会ったら2回目以降は向こうから誘ってきた。
性欲だけなら聖子さんを入れた4人とも、甲乙つけ難いかもしれん。

もちろん聖子さんの締まり具合のことも頭にあった。
(経産婦になるとアソコも良い感じになるの?)と期待してた部分もある。
まあ結論から言えば、聖子さんが特別に名器だったんだが。
でもそれ以外の3人もそれなりに良かったのは事実で、俺が年上にハマるきっかけになったな。

ちなみに念のため、ヤリチン自慢とかそういうんじゃねえぞ。
というかモデルやCAならともかく、主婦を口説き落としても自慢にならんし。
ともあれ夫婦とも性欲旺盛なのに、風俗に通う旦那と、若い男と浮気する嫁。
一見すると何だか物凄く無駄な気もするんだが、このズレがあるから風俗産業が成立して、若い子も経験値が積めるのかもな。

「汝姦淫するなかれ」・・そこまで禁止しなくても!!

    
     モーセの十戒の「姦淫するなかれ」とはどういう意味ですか?
     死ぬまで誰とも性交するなということでしょうか?
           ↓   
     淫らな性行為をするな・・・。
      
      
     
わたしゃ淫らは大好きですよ。
だいたいが、人間は生物である以上、淫らであるのが自然なことなのです。
一夫一婦制なんてのは、肉食で男の出生数がやたらと多い野蛮人が、女をめぐって殺し合いばかりしてきたために出来た制度です。
公営の売春制度もそうです。
     
農耕民族であった日本人が、肉食の白人の制度を取り入れる必要なんかなかったのだよ。
天皇家なんか、明治天皇以前は妾だらけだったのよね。
大日本帝国の天皇陛下が淫らであったのだから、臣民が淫らであってもよいのじゃよ。
     

「寝宿」とは昭和二十年の初めまでの風俗習慣

     
昭和二十年の初めまで、関東から以西の主に沿海部の漁村に分布する独特の風俗習慣に「寝宿(ねやど)」と言う制度があった。
北日本、東日本ではその存在が希薄である「寝宿」は、地方により「泊り宿」や「遊び宿」とも言う。
若い衆には「若い衆宿」、娘衆には「娘衆宿」があるのが普通だが、男女別のものばかりではなく、土地によって同宿のものもあった。
集会場や仕事場としてのみ用いられるものは「寝宿」とは呼ばない。
「寝宿」は文字通り寝泊宿で、男子の場合、若い衆へ加入と同時に「寝宿」へ参加するものと、「寝宿」へ加入する事が、逆に若い衆組への加入を意味する「形態」とがある。
娘衆の場合、集会としての娘宿は多いが、寝泊宿の例は比較的少なかった。
たとえ、寝泊宿があったとしても、いずれにせよ、一つの寝宿に兄弟姉妹が同宿する事は避けるものであった。
寝宿の機能は、「婚姻媒介目的」と「漁業目的」の二つに大別され、双方を兼ねる場合もある。
婚姻媒介目的の場合、若い衆は「寝宿」から娘衆の家・娘衆宿・娘の寝宿へ夜這い(よばい)に訪れ、おおらかに相性を確かめた上で将来の伴侶を選んだのであり、そのさい宿親と呼ばれる宿の主人夫婦や宿の若い衆仲間達が、助言や支援を行った。
    
つまり、明らかに村落共同体としての合意ルールによる「夜這い」である。
いずれにしても、この寝宿制度は「夜這いを容易にする手段でもあった」と言える。
したがって結婚すれば寝宿から卒業する地方もあった。
     
一方、漁業目的の場合は、寝宿から夜間の漁に出たり、寝宿に宿泊して遭難、災害、紛争(他の村落相手)等の非常時に備える現実的な目的(今で言う自警団)があった。
「寝宿」としては、一般に新婚夫婦のいる家屋の一部屋を利用するものが多いが、漁業に関係した「寝宿」は網元の家が用いられる事もあつた。
また寝宿専用の家屋が常設されている地方もあった。
こうした慣習が、関東以西の広範囲に大正末期までは顕著に続けられ、その名残は、地方によっては村の青年団や消防団などがこうした習慣を継承して、昭和の二十年代初めまで続いていたのである。

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