ある週末の午後、クローゼットの影で珍しく妻がコソコソと電話しています。
どうやら、妻の数十年来の大親友の女性、親友さん(仮名)が相手のようです。
妻は後輩やAのことがあってからかなりの時間が経過しましたが、全くと言っていい程に隠し事をしませんし、怪しい行動もまったくなく、従って私の盗聴器も棚にしまったままです。
そのせいで油断したのか?
私が近くで聞いているとは思わず、気のおけない相手だから尚更、けっこう大きな声で喋っています。
「え?」
親友さん「だから、足の甲を複雑骨折したらしくて、ずっとバイト休んでるのよ」
「そうなんだ・・・」
親友さん「ん?なんかあった?」
「どうして?」
親友さん「あんたねー、何年の付き合いだと思ってるのよ、あの晩なんかあったんでしょ?」
「うーん、流石に電話じゃ無理、あっ、明日会おうか?うちの人に保育園のお迎え頼むから」
親友さん「OK」
妻は子供たちを昼間は保育園に預けて仕事に復帰していました。
その夜、妻は子供たちとお風呂に入り寝かし付けると、リビングに来て一緒に晩酌をしながら、
「あなた、明日ね、会社帰りに親友さんと会う約束したんだけど、お迎え頼んでいい?」
「ああ、もちろんいいよ」
「良かったー、助かるわー、ありがとう」
妻はアルコールも手伝ってか?
凄くご機嫌で良く喋り、良く笑って、ふたりの時間をすごします。
夜も更けて、先にベットに入っていると、妻が布団に潜り込んで来ました。
相変わらずご機嫌で甘えてきます。
私は妻を後ろから抱き抱えるようにして、耳のそばに口を近づけて、突然・・・
「誰が骨折したの?」
妻が「ピクン」って感じで反応しましたが、「無言です」
「誰が骨折したって?」
「ぁ・・・その・・言わなきゃ・・ダメ?」
「もちろん、あはは、分かってるでしょ」
「うーーん、実は・・・怒らない?」
「怒らないよ」
「本当に?本当に怒らない?」
「大丈夫だよ、絶対に怒らないから」
「あのね、先々週、親友さん(仮名)のお家でホームパーティあったの覚えてる?」
「ああ、あそこの花火大会に合わせて毎年やるやつでしょ、覚えてるよ」
「親友さんの友達とか、会社の人とかが、いっぱい来るんだけど、私、会社の都合で間に合わないから自分の車で行ったでしょ?」
「そうだったね」
「だから私、お酒飲まなくて、そしたら帰りに親友さん(仮名)から、お願いがあるんだけどって」
「うん、うん」
親友さん「ねぇ、この子、あんたも何度か会った事あったよね?」
その凄く若い子は親友さんの会社のアルバイトの滝沢くん(仮名)でした。
「別に名前が滝沢じゃなくて、ジャニーズの滝沢くんみたいな可愛い顔してるから滝沢くん(仮名)なの、確かに顔は抜群なんだけど超バカなの、でも親友さん(仮名)の旦那さんがこの子を可愛がってて」
「ふーん、バカなの?」
「うん、頭空っぽ、それになまじ顔がいいもんだから自分はモテるって思ってる勘違い男」
「うん、それで?」
親友さん「今日、遅くなっちゃって電車終わっちゃったから送ってくれない?泊まってけってうちの旦那も言うんだけど、明日朝から用事あるから歩いて帰るって言うから、あんたの所からあんまり遠くないし」
妻「OK、OK、全然いいよ」
親友さん「じゃ、頼むわー」
それで妻は自分の車で「滝沢くん」を送ることになったのです。
「こいつ、とにかく良く喋るの、ベラベラと内容の無い話を延々と、バカだから」
「うん」
「で、こいつのアパートの近くまで来たら、あっ、アパートの前の道が狭いからそこの空き地でいいです、中で止めてもらってUターンできますからって」
「それで?」
「そこの空き地に車を止めたんだけど、こいつベラベラ喋って車から降りないの」
「あー、そう来たのか」
「でね、段々と顔と顔の距離が狭くなってきて」
「ねぇ、顔、顔近いよ」
滝沢くん「え?いいじゃないですか」
「ほら、近いってば、ねぇ、降りなよ」
滝沢くん「まあ、まあ」
「そんな会話を繰り返しながらついには抱きしめられちゃったの」
「そうか」
「だめ、やめて、だめだってば」
滝沢くん「・・・・・・・・・」
「やめて、やめてよ、こら、やめろ」
段々と声のトーンが上がり、怒気がこもります。
「てめー、やめろ、やめろって言ってるだろ!!!」
普段では考えられないくらいキレて妻は滝沢くん(仮名)を押しのけますが、それをものともせずにまとわりついて身体を触り、唇を近づけて来ます。
「顔を押し返してたんだけど、いい加減しつこくて・・・、終いには無理やりキスされたの」
「うん」
「こいつ、とんだ送られ狼だったの」
「なるほどね」
「あいつ、まったく無言になって私のオッパイを服の上から揉みまくってた」
「それで強く引っ張られてブラウスのボタンが飛んじゃって、私、かっー、っと頭にきちゃって、てめっーー、なにすんだ、やめろ、てめーって、怒鳴ったんだけど、気にするどころかそこから手を突っ込まれて、ブラずらされて生パイを揉まれたの」
「こんな事してどうなるかわかってるの、こら、聞け」
滝沢くん「・・・・・・・・・・・・」
「その時、逃げられないように腰の辺りをガッチリ掴まれてて、そのうちにスカートに強引に手を入れられて、それでね、ストッキングを破られちゃってパンティの上からあそこをゴリゴリって触られたの」
妻「やめろ、痛い、痛いって言ってんだろ、やめろ」
「それで?」
「反応なし・・・、なんにも言わずにパンティも引きちぎるみたいに取られちゃって、でもその時にね、あいつ、もう私に入れる気満々で自分のズボンを脱ごうとして一瞬、掴まれてるのが緩んで隙が生まれたの」
「うん、うん」
「で、咄嗟にドアを開けて外に逃げようとしたの」
「それで逃げられたの?」
「車のドアを開けて外に出ようとして、身体が外に半分出て、逃げられた、って思ったんだけど、その瞬間、腰のベルトをぎりぎりのタイミングで掴まれて」
「うん」
「逃げきれなくて、でも車の中には完全に引きずり戻せないっていう、要は車から上半身だけ外にぶら下がった状態になっちゃった」
「え?上半身だけ?」
「そう、それが結局、最悪の結果になっちゃったの」
「どういうこと?」
「考えてみて、上半身が車から落っこってぶら下がってて、下半身はあいつのいる車内にあるのよ」
「ああ、そうか」
「すぐにスカートを捲られて直接あそこを触られて、もう、なんでもヤリ放題よ」
「痛い、痛いって言ってんだろ、やめろ、てめっ、やめろ」
滝沢くん「・・・・・・・」
「おい、聞いてんのか?やめろ」
滝沢君「・・・・・・ちっ、うるせーんだよ、黙れ!」
「その可愛い顔と裏腹のクソ生意気な口調で言われたの、黙れよ、ってもう一度言うのと同時にお尻を幼児みたいにバチーンって叩かれたの」
「お尻を叩かれたの?」
「なんか、お尻がジーンって痺れて、熱くなって、なぜか抵抗する力が抜けてきて・・・」
「それで?」
「もう完全に身も心も無防備状態で、あいつに服従するしかなくなっちゃった」
まるで緊縛された女性の様に、まさに「まな板の上の鯉」
妻は車のドアから半分だけ「ずれ落ちた」変則的な格好で、夜中の空き地でこの若く、性欲に際限のない子に、性の玩具にされて、とことんんまで犯されることになりました。