毎週土曜日は、美樹との密会のせいであっという間に過ぎ去ってしまいます。
そして、土曜日の激しい活動により、日曜日は割とだらだら生活となるのですが、今週はどっぷりと疲れておりました。
それもそうです。温泉やミニ旅行で体力を使って、挙げ句の果てに何度も射精をするような濃いセックスをしているのですから当然といえば当然です。

ところが、人間ってのは現金なものですよね。
月曜日から当たり前に仕事が始まり、水曜日ころになってくると、土曜日の疲れなどすっかり忘れて、次の土曜日への期待に渦巻くのですから。
そして、我が息子も身を隠す巣穴を求めてそぞろ神が騒いでいるのも感じます。

さあ、いよいよ金曜日です。例の如く日中に美樹からメールが来ます。

(こんにちは。今週は、なんか変でした。1週間長かったです。早く会いたいです。)

(俺も、長く感じたよ。明日はどこに行こうか?どこか行きたいところはある?)

(先週は、いつものあの温泉に行くって言っていませんでしたか?)

(ああ。そうだね。じゃあ、あそこでいいの?)

(私は、あきさんと過ごせればどこでもいいです。)

このようなやり取りであったと記憶しています。


翌日、私たちは、集合場所を更に変えて会うことにしました。
一応、尾行などのつまらないものがあったら困るので、昨日のメールで会う場所の設定をしたのでした。
自分の車を駐車場という車の林の中に隠して、美樹は私の車へと乗り込んできます。

「あきさん、凄く、会いたかったぁ。」

「ちょっと、美樹。もうちょっと待てよ。ここは、まだ誰に見られているかわからないから、もうちょっとだけ待っててな。」

そう言って、彼女の行動を制限しないと、今にも抱きつかれそうな感じでした。

尾行車がないことを確認しながら、街の中を抜け、更に郊外に出ると、いつもの温泉旅館へと続く田舎道を走り続けます。

「もう大丈夫だな。多分だけれど…」

私のこの言葉が契機となり、美樹の活動が開始されます。
私の左手を掴むと、握ったり、頬ずりしたり、キスしたりしています。

「あーやっぱりこの感触です。この手、私大好きです。」

嬉しいこと言ってくれます。

「ところで、美樹。今日はあの下着つけてきたのか?」

そう確認してみました。
先週、美樹にプレゼントしたオープンブラとオープンショーツの事です。

「やっぱり、見せないといけないですよね。」

そう言うと、まずは、ゴソゴソしながらスカートを捲くります。

完全に捲くられて、ショーツを履いた股が現れたのですが、そこにあったものは、クロッチ部分が透けて、しかもそれに切れ目が入っている例のものです。
少し伸びだした陰毛がわかります。勿論、前穴も。

「いいよ。有難う。で、次はおっぱいね。」

ブラウスの前を開けさせてオープンブラも確認します。何度見てもいやらしい、しかも馬鹿でかい乳です。
実にそのいやらしい創造物にこの下着は似合っています。

「おっぱいもいいよ。しまっても。」

「あ、はい。」

ボタンを締めながら不思議そうな顔をしています。恐らく、先週いいだけ車内露出したので、今回もそれをされるのだろうと思っていたに違いありません。
でも、毎回同じことをするのであれば、面白くもなんともないのです。

「ところで、今週はどうだった?」

「どうだったって何がですか?」

当然ながら、私は彼女に旦那とのセックスの事について聞いたのでした。
今週は、ほぼ毎日求められたとのこと。そして、毎回、膣内に白濁液を注がれたようです。
彼女曰く、あいつのは呑まなかったというのが彼女のささやかな抵抗だったようです。

彼女の旦那は、間違いなく、エロいフェロモンを撒き散らしている最近の美樹に女を感じ興奮が抑えられないのだと思います。
そして、彼は相手が俺かどうかはわからないにしても彼女を変えた何らかの存在は、感じているのだと思います。

彼女によると、彼が精を放つ瞬間ほぼ必ず「お前は俺のものだ」というニュアンスの言葉を口にして美樹の上で果てているそうなのです。
来て来て出して、全部私の体で受けるからと言ってくる美樹と私のプレイとは様相が違うなと、ここでも調子に乗って優越感に浸る私でした。


この一週間の美樹の行動や出来事などを聞いて、自分のこの一週間の出来事などを話ししているうちに温泉旅館には到着してしまいます。
ここの温泉の親父さんは土曜日のこの時間の俺の車には、彼女が…彼が言うところのスーパーボインちゃんが乗っている確率が高いことを知っています。
俺の車をフロントという名の受付場所から見つけたのであろう彼は、いそいそと外に出てきました。

「よ。いらっしゃい。久しぶりだな。あきくん待っていたぞ。」

(よせやい、親父さんが待っていたのは俺じゃあなくって、美樹だろうよ。)

と、言いたいところですが、そのセリフは呑み込みました。

「おお。彼女ぉー。いらっしゃーい。久しぶりだったねえ。ほら、特別室の鍵、彼女に渡しておくねえ。
あ、冷蔵庫のジュースは何を飲んでもいいからね。おじさんのおごりだからねえ。」

はあ、呆れます。溜息も出ます。口からエクトプラズムまで出てしまいそうです。
何じゃあ?前回俺がひとりで来た時とのこの違いは…それと、なんじゃいそのデレデレは…
私は、先に美樹をその特別室なる普通の和室に行かせて、ロビー横のトイレに入ろうとしました。

そこに親父さんが刺さり込んできます。

「よう、あきくん。こんなこと言うのもなんだけれどよお?……」

「何さ?」

「いやあ。この間みたいなことあるのかなあってな。ははは。」

「事前に部屋まで準備して、ジュースまで冷やしていたってことは期待していたんでしょ?」

「ま、まあな。あれ以来、金曜日の夜には、あの部屋の冷蔵庫にジュースいっぱい入れて冷やしていたんだよ。でも、来ないんだもの。お前。」

「はあ。はいはい。わかったよ。親父さんの情熱は。美樹に言っておくよ。」

「へへっ。そうこなくっちゃなあ。後で、昼飯も届けるからよ。」

俺は、やれやれと呆れた顔つきをしています。でも、これ半分演技です。今日の大義名分を親父が作ってくれた感があります。
というより、これを既に予測していたのかもしれません。
私は、トイレを済ませ、風呂道具+アルファも持って美樹が待つ、親父が言うところの特別室へと歩みを進めたのでした。

「あきさん、遅かったですね。」

そう言いながら、美樹は俺に近づいてきてこの身に抱きついてきます。

「あきさん。私、今、バラバラになりそうなんです。お願いしますから、しっかりと抱いてください。」

彼女のほとんどノーブラ状態の胸を押し潰すように、ギュッと固く抱きしめます。

「あきさん、そのまま、そのままでちゅーですよお。」

悪戯っぽい視線を送ってきます。

やれやれと思いながらも、俺は、美樹のこの視線と切ない時に出す何とも言えないあの目つきがたまらなく好きなのです。
本当に、この奥さんは魔物です。俺が、コントロールしているのか、はたまたされているのか時々わからなくなることがあります。
とにかく、この場は、彼女の唇に私の唇を重ねます。

「さあ、まずは、ざっと風呂に入ってくるか?」

彼女とかなり長いキスをしていましたが、唇を彼女から話してひと呼吸おいてからそう言ってみました。

「そうですね。行きましょう。」

まずは、冷蔵庫に入っている親父さんが用意してくれたジュースを3本持ち出しました。
あとは、フェイスタオルとバスタオルに大きめの洗面道具入れです。
ただ、この洗面道具入れには、美樹が大好きな例のアヌス兼用ディルドを朝仕込んでおきました。

それらを持って、私たちふたりは廊下へと出て、ロビーまでの長い階段を進みます。
ロビーで私たちを待っていたのは、誰でもない親父さんでした。

「あきくん風呂か?」

「ええ。まずは軽くって思って。」

「そうか。」

「ところで、親父さん、暇?」

「暇ってなんだよ。馬鹿にして。これでも忙しい時は忙しいんだよ。」

「今は?どうなのさ?」

「あ?まあ、忙しいわけじゃねえよ。」

「俺と一緒に風呂に入るくらいの時間は?」

「ああ、そのくらいの時間はあるぞ。」

「じゃあ、俺たちと一緒に入ればいいじゃん。」

この段階で、美樹はかなり覚悟していたと思います。間違いなく、混浴風呂での露出が待っているものと。

「そっか、でも、いいのか?」

親父さんは美樹の同意を求めたいような質問を我々に投げかけてきます。

「いいよな?」

それを受けて、俺は、美樹にその質問を流します。

「え?あ、わ、私はいいですよ。」

私が良ければ全て良しなのは火を見るより明らかなのですが、美樹としても断る理由がないのです。断れるわけがないのです。

「じゃあ、先に行ってくれよ。俺もうちょっとしたら行くから。」

「ん?今一緒にいけないの?」

そう言いながら、俺は美樹に見えないように親父さんに片目をつぶってサインを出します。

「ああ、いや、行けない事もないよ。じゃあ、今行くか?」

「そうしなよ。脱衣場での交流っていうのもあるだろう。」

「あ、わかった。」

親父さんは、早足で、フロントもどきの一角に入ると、そこからタオルを一枚取り出し、すぐ駆け寄ってきました。

「いいよ。行こう。」

「じゃ、いくか。美樹。」

三人は、露天風呂までの長い廊下を歩きました。途中に内風呂に入る男女の浴室入口がありますが、そこはスルーです。
その廊下の先から裏庭に出るような扉があり、それを開けると外に出るのですが、更に露天の脱衣室までの廊下が続きます。
そして、男女の脱衣室が分かれている廊下の突き当りに着きました。

親父さんは男性の脱衣室に入っていきます。
美樹はいつものように左側の女性脱衣室の扉を開けて入ろうとしていましたが、その手を掴み、美樹の行動を止めてから、美樹の顔を見つめて首を横に振ります。

「え?」

どうしたの?そのような疑問を表現している美樹の視線を感じながらも、それを直視し、こう言います。

「美樹。今日はこっちで着替えるんだ。」

「え?」

美樹の困惑した顔をよそに私は、その掴んだ手を力いっぱい引いて男性の脱衣室に美樹を引っ張り込みました。
困惑しているのは、美樹だけではありません。親父さんもびっくりしています。

「さっき、脱衣室での交流って言ったじゃないか。あれは、俺と親父さんだけの話じゃないよ。美樹だってそうなんだよ。」

美樹を男性用の脱衣室に無理やり引きずり込み、ここで脱衣をさせようとしている悪い男がここにいました。

「天然の風呂なんかに行ったら、脱衣室が男だの女だのって分け隔てなんてないんだよ。
それどころかこんな立派な脱衣室だってないところなんて山ほどあるんだ。そこの木の陰で脱げば?なんて当たり前にあることなんだよ。」

というような、ものすごい理論を展開します。
別にここは、天然の風呂じゃないし、男女別の脱衣場だって用意されているのですから。

「はい。わかります。じゃあ、美樹はここでその練習すればいいんですね。」

ここで、一度口を閉じ、何かを言いたげにモゴモゴしています。

「あきさん。美樹を絶対にその天然風呂に連れて行ってくれますか?そう約束してくれるなら、ここで、練習します。」

こう言われたら、嘘でもなんでも首を縦に降るしかないでしょう。
現実的には、土曜日の外出が精一杯で宿泊なんて出来ない美樹を脱衣場すらないような天然の風呂に連れて行くなぞ、そうそう出来る訳がないのです。
何せ、そこそこの距離がある場所まで移動しなければならないのですから。

「必ず連れて行くよ。」

俺は、嘘つき野郎です。

「わかりました。いつか必ず美樹を旅行に誘ってください。約束ですよ。」

そう私に告げます。

私の後ろでヤキモキしているのは、この旅館の主である親父さんです。

「あきくん。俺、先に露天に出ようか?」

今更こんな弱気なことを言ってきます。

でも、親父さんは、その台詞を実行することはありませんでした。
何故ならば、目の前で美樹がブラウスのボタンを外し、服を脱ぎ始めたのです。

上から順番にボタンを外していきます。2つ目のボタンを外した段階で谷間が出てきます。
3つ、4つと外していく段階で乳首は出ないにしても白い乳房がブラウスの合わせ目の隙間からチラチラと見えるのです。
そして、当然であるが、変なブラも…

「なんだ?…」

ゴクリと固唾を呑む親父さんの喉の音が背後から聞こえてきます。いや、聞こえてきたような気がします。
親父さんも変だと思っているのでしょう。ブラの気配がないわけですから。
最後に袖元のボタンも外すと、一瞬躊躇したように見えたものの、意を決したのか、一気にブラウスを脱ぎ去りました。

「なんだそれ。デカ…」

親父さんがブラウスを脱ぎ去った美樹を見て最初に言った台詞はそれでした。
何度見てもでかいと感じてしまうその巨大な乳とそれをまるで根元から絞っているように見えるオープンブラのコントラストが眼前に展開しているのです。
もう既に興奮していると思われるので、乳首もいやらしく尖っていたに違いありません。

美樹は、無言のままスカートへ手を伸ばします。サイドファスナーをおろし、そのままするりとスカートを床に落とすように脱いでいきます。

「すげえ。スケスケかよ…」

「ん、穴あき…」

いちいち後ろで見ている親父さんの感想が聞こえてきます。よほど眼前の光景がショッキングなのでしょう。
一方美樹はというと、この親父さんの一言一言で追い詰められているのか、胸も股間も隠し始めています。

オープンブラとオープンショーツのイメージがわかない人は、
なんとなく似ているものを販売しているサイト「アダルトマーケット」の(キーワード検索に「14943」と入れて検索)商品画像をご覧ください。
その写真のモデルのお姉さんも、美樹には負けると思いますがけっこう巨乳ですのでこのシーンのイメージは出来ると思われます。


特に覗かれて恥ずかしい部分は体をよじらせ、更に手を使い隠していますが、美樹の表情は硬くこわばっています。
もう身体の中からとめどなく湧き上がってくる羞恥の気持ちを抑えるのに必死なのでしょう。
気持ち、露出されている白い肌の部分は桜色に変色しているような気すらします。

私はここまで平静を保っている様に見えるのかも知れないのでしょうが、実は心の蔵が、口から飛び出してくるのではないかという位激しく鼓動しているのです。
ドックドク、ドックドクといつもの10倍くらい強い脈を打っているようです。

「美樹。気をつけ出来るよな?」

そんな興奮状態をできるだけ悟られないように、あえて厳しい注文を美樹に叩きつけます。

「あきさん………、恥ずかしいです……。」

そう言って美樹は、中々気をつけの姿勢を取ろうとしません。
当然ですが、やはり恥ずかしいのでしょう。

「親父さんにはこの間も見せただろう?何を恥ずかしがっているんだよ。」

「あ、はい。」

美樹は短く一言言うと、隠していた手をよけて、ゆっくりとですが、胸と股間を晒し始めました。
眼は、固く瞑っています。ただ、最後の抵抗なのか、猫背気味で格好悪い起立となっています。

「美樹、胸張って!」

「あ、は・はい。」

眼は相変わらず閉じたままですが、胸を前に突き出し、ようやく綺麗な気をつけの体勢になりました。
これは本当にすごいです。でかい美樹のバストが更に強調され、本当にプルンと飛び出し、ぷるるんと揺れたのでした。

「やっぱりすげえ、すげえ、ボインちゃんだな。」

親父さんの感嘆の言葉が響きます。それと同時に、美樹の全身に親父さんの視姦が始まったのでした。


この姿勢により、美樹の巨乳は余すところなく親父さんの眼前に晒したわけなのですが、
透けているとはいえ下腹部の割れ目がいまいちよく見えていないことに気がつきました。

そこで私は、美樹にショーツだけ脱ぐように命じました。
そして、この脱衣室の片隅に置かれていた昔懐かしい木製の背もたれ付きの丸椅子を2つ脱衣室の中央に移動し、
それを向かい合わせるように並べると、その片方の椅子にオープンブラ1枚しか纏っていない美樹を座らせます。
そして、反対側には、すべての着衣を脱がせた親父さんを座らせます。

モノがよく見えるように少しだけ足を開かせて…親父さんの股間はこの時、半勃起ぐらいでした。
私はというと、美樹の座っている椅子の背後に回り込み、親父さんと対面するように立ちます。
その位置から、美樹の耳元に私の口を近づけて「目を開けなさい。」と呟き、彼女に親父さんの半勃起状態の肉棒を見せました。

そして、両手で美樹の両乳を下から持ち上げるように揉みながら、足を開かせて、親父さんに美樹の高い山も深い亀裂も晒しました。
この後に私が見た光景は今でも忘れられません。
半勃起状態だった親父さんのペニスはみるみるうちに充血し、まるでピロピロのようにぐんっ!っと巨大化したのでした。

「美樹見てみなよ。美樹のえっちな身体を見て親父さん勃起してくれたよ。」

「ああ…」

その一言しか言いませんでしたが、その時、彼女の身体がブルブルっと震えました。
恐らくそれだけで軽く逝ったのでしょう。

「あき君な?彼女とやらせてもらうわけにはいかんかな?」

とんでもないことを言ってくる親父さんです。
当然、答えはNo!おれは、寝取らせをさせるほど人間ができておりませんでした。

「それは、だめだよ。」

「じゃあ、俺のこれ、どうしてくれるんだよ。」

「美樹の乳もマンコも見せているんだから、自分で処理すればいいじゃん。」

「冷てえな、あきくん。」

「はい?この状況になるように誘ってくれた人に対して、そのセリフは、ありえないでしょう?」

と、私が言うと、二人とも笑いだしました。
親父さんも本心では、美樹に一発お見舞いしたいところなのでしょうが、俺に断られたバツの悪さを笑ってごまかそうとしているようでした。
私は私で、苦笑いです。

「仕方ないなあ。親父さん、美樹に抜いてもらいなよ。」

そう親父さんに提案しました。

「えっ?いいの?」

「えっ?抜くって?」

親父さんと美樹の二人のえっ?が重なりました。

「美樹。親父さんのを指で抜いてやれよ。」

「あ、あ、はい、わかりました。」

親父さんは、それを聞くと椅子から立ち上がり、美樹の前に立ちました。
そして、いきり立ったイチモツを彼女の前に突き出しました。
それは、年月を重ねた使い古しの真っ黒で汚いものでした。
美樹はそれを恐る恐る手に取りました。

そして、その肉製の棒を掴むと、ゆっくりと上下と言うべきか前後というべきか、何れにしても、しこり始めました。
ちょっと力を込めたり、抜いたり手首を捻ったりしながら、親父さんを追い込んでいきます。

ところが、追い込まれていたのは、親父さんだけではありませんでした。
実は、一見親父さんのチンポをしごいて攻めているように見えている美樹のマンコもぐっしょりと濡れているのです。
それが一目瞭然なのです。

「美樹、親父さんに全て見られて、感じてきているのか?」

いつものように美樹を茶化してみます。

「……。し、知りません……。」

私は、美樹に彼女が座っている丸椅子の上に膝を立たさせるように座り直させ、いわゆるM字開脚のポーズをさせます。
これによって、親父さんから更に良く美樹のオマンコが見えるようになる筈です。
ただ、親父さんのイチモツへのアプローチは体勢上、少しダウンした感じがします。

「どう?親父さん。見える?」

「ああ、スゲエばっちりだ。若いマンチョだ。ベチャベチャに濡れているし。」

「ああ…あふぅ。」

美樹が吐息を吐きます。
このセリフを言うか言わないか、迷っておりましたが、美樹が感じ始めてきているようなので、思いっきり言ってみることにしました。

「親父さん。美樹の乳をいじってもいいよ。」

「え?いいのか?」

いいのかと聞いたときは、普通、いいよって返事を待ってから行動を起こすものですが、
親父さんは、その返事を待たずに両手を美樹のバストに移動させ、手に余る肉の塊を揉んでおります。

「ああ…いやぁ…ああっ、はぁ。」

時より口ではいや等と言っている美樹ですが、身体を仰け反らせて逃げたりなどというような行動はしておらず、
寧ろ、積極的にそのデカすぎるいやらしい乳を親父さんが揉みやすい様に突き出しているようです。

「なんだよ。美樹、めちゃくちゃ感じているんじゃないか。そんなに気持ち良いのか?」

「だって、あきさん。あきさんがいやらしいこといっぱいさせるから…」

「そうだね。俺がいっぱいいやらしいことさせるから、美樹が感じてしまっているんだね。」

「そうです。だから、すごくいやらしくなっているんです。ああッ!美樹は変態です。あきさん、ごめんなさい。」

このセリフのやり取りを聞いていた親父さんが、美樹に続きます。

「あきくんすげえな。本当に征服しているんだな。」

征服って何だよって感じでしたが、よく、美樹をここまでコントロールしているなって意味だったんだろうと思います。
まあ、確かに、これまで、こういうセリフは、俺の前だけで言っていましたが、第三者の前で自ら言ったのは初めてです。
これについては、俺自身もびっくりしていました。

そして、それによって私はますます図に乗るのでした。
美樹に自分の怒張を擦らせ、同時に彼女の乳を揉み、乳首をいじっている親父さんが、更なるワガママを言い始まります。

「なあ、彼女?しゃくってくれないか?」

なんと、図々しいことにフェラチオを要求してきたのです。
恐らく、(しゃくる)という意味が分からなかったんだと思います、美樹は切ない表情を浮かべながら私の方を向いてどうしたらいいのか伺ってきます。

「口で咥えてくれってさ。」

そう、美樹に告げます。

「ええっ!あ、あん…」

たかだか肉棒を凝りながら、乳を弄られているだけの彼女です。
しかし、それをされているのは、いつもの私ではなく、今日は、温泉宿の親父さんにされているのです。
そこが、彼女の羞恥を高めているのです。

「………」

美樹はしばらく考えていました。

「あきさん。私、足下ろしてもいいですか?」

そう美樹が私に言いました。
何をするのかはわかりません。でも、何かをしようとしているのは間違いないようです。

もちろん私は、美樹のしたいようにするべきだと思っておりましたので、それを拒否しませんでした。
美樹は、そんな私の返事を聞くと、M字開脚をやめて、ゆっくりと膝を閉じていきました。
それに伴い、オヤジに見せつけるように開いていた前穴も閉じていくことになります。
そして足の位置も定位置へと戻っていったのです。

丸椅子の上に普通に座り直した眼前に親父さんのいきり立った代物が美樹の方を向いています。
気のせいか、その棒はまるで生き物のようにピクピクと波打っておりました。
まるで、美樹の口内へ入りたがっているように。

「おじさん。床に横になってくれませんか?」

美樹は、親父さんにそうお願いしました。

親父さんは、「ああ、もちろんいいよ。」と言うと、そのまま、床のスノコの上に敷かれた簡易的な人工芝風のカーペットの上に横になりました。
天井を見るように仰向けの体勢で…

それに続くように、美樹は、親父さんが寝っ転がった横に立ち膝のような形で同じく床に座ると、
親父さんのイチモツを左手で掴み、それに自らの顔を近づけていきます。
天に向かっていきり立っている親父さんのモノの上に美樹の顔があります。

美樹が次にとった行動は、その親父さんのモノに唾を垂れさせ、濡らす行為でした。
美樹の口から親父さんのモノへと次々と唾が垂れ下がっていきます。
何条もの糸を引くように。
十二分に濡れた親父さんのイチモツを美樹は左手一本で、上下に激しくグラインドさせ、擦り始めます。

「おおお…」

親父さんも、まんざら悪い様子ではなく、声を立てて感じ始めています。

でも、圧巻でした。
ここで、多くの人たちが寝取らせに興奮するように、規模は小さいながらも私も寝取らせミニ疑似体験しておりました。

自分のカミさんがってわけではないのですが、今付き合っている彼女が、どうでも良い温泉宿の親父相手に、彼のチンポを無償で弄っているわけですから。
しかも、そのどうでも良いオヤジのものを今…
結構興奮でした。

「なあ、彼女ぉ、早くしゃくってくれよぉ。下の口でもいいし。おおうっ!」

親父さんは、明らかに美樹に追い込まれていきます。
雄々しい声を随所で上げながらも、性懲りもなく、フェラ若しくは本番をさせてくれというような願望を述べて、美樹の気をひこうとしています。

「だめ。やっぱり駄目。お願い、これで逝って。」

親父さんを寝かせて彼のイチモツを摩り始めて美樹が初めて口にした言葉がこれでした。

「おじさん、お願い。これで逝ってください。」

次々と親父さんのイチモツに美樹の唾が降りていきます。
それを潤滑油として、激しく指を使い上下にグラインドさせています。
くちゅくちゅくちゅといういやらしい音が聞こえてきます。

「い・や・だ。しゃくれよ。うおおぉぉぉ。」

指で抜かれるのが嫌なのか、でも、快感に身をゆだねていきたいのか迷っている感がありました。
でも、なかなか逝く気配は見せません。
いや、見せないように抵抗したのかもしれません。
その時でした。美樹に動きがあったのです。


何でもいいのですが、今我々三人がいる場所は、ラブホやプレイルームの類の一室ではありません。
温泉旅館の露天風呂の男性用脱衣場所なのです。

何日にもというか、何話にも分けて書いておりますので、勘違いを起し易いのですが、今語っている話はその男性用脱衣場での出来事なのです。
その床に素っ裸で寝っ転がって勃起したイチモツを天に向けてそびえ立たせている親父がいます。
その横には、ブラジャーとは名ばかりの存在の、機能は完全に失われている布一枚だけを着衣していて、
そびえ立つイチモツに垂唾し、指をグラインドさせ、シゴき、オヤジを昇天させようとしている女がいます。

その女は、彼女の体にはデカすぎる双乳も、このような状態に濡れてしまっている前穴もただの親父に晒してしまっているのです。
そして、その二人の行動を見ながらほくそ笑んでいる男がここにいます。

なかなか逝かない親父さんに焦ったらしいのですが、美樹はここで、ある行動を起こしたのでした。
ある行動とは、自由になる右手の指を親父さんの肛門へと差し込んだのでした。

そして、左手のグラインドに合わせるように、その右手の指も親父さんの肛門内で蠢いています。
そう、彼女は、前立腺を攻め始めたのでした。
場所まで分かっていたのかどうか不明ですが、とにかく、親父さんの肛門に指を差し込んだのでした。

「げっ、あ、おおおおお。」

前棒と後穴を同時に弄られ、親父さんは、かなりやられています。
親父さんの、抵抗もここまででした。ビュッという表現はちょっと似合いませんが、山頂から噴火した溶岩が周囲に流れるように、
白い精子が親父さんのイチモツ最上部から噴出すると、周囲に流れ始めたのでした。
とりあえず、今回の勝負は、美樹が圧勝したことになります。

この十数分後3人は、男湯の露天風呂の湯船の中におりました。
親父さんの汚い噴出物を綺麗にティッシュでふき、美樹の、濡れていた下の口処理も同じようにティッシュで丁寧にしました。
勿論、親父さんの噴出物を拭いたのは美樹で、美樹の股間を拭いたのは親父さんです。
親父さんには入れさせるつもりは毛頭ないので、せめて、しっかりと美樹の前穴だけは見せておこうと思っていました。それ故の行動でした。

とにかく、それを経て、現在、湯船に浸かっているのです。

3人湯船に浸かっているのですが、何か異様な雰囲気です。
いや、異様になるのは当たり前でしょうか。
とりあえず、これを打開するために口火を切りました。

「親父さんどうだった?」

とりあえず、親父さんに感想を聞いてみることにしました。

「どうだったって。言われたってよお。あーまー気持ちよかったよ。ちょっと残念だったけれどな。」

「残念?何が?」

「そりゃあ、あんなになったんだもの。尺ってもらうか、やらせてもらうかじゃないか?あきくんだってそういう立場になったらそう思わないか?」

(やれやれ、また、その理論を展開するのか)状態の私です。

「そう?俺だったら、願い叶えてくれて有難うって言うと思うな。だって、この間みたいに美樹の身体見たいって言うから、サービスしたつもりなのにさ?
そのサービスが足りないって文句言っているようなもんだよ?」

「いや。あきくん、お前…彼女の前でそれ言うか?」

「言うよ。親父さんは、美樹が見たいんでしょ?で、俺たちはプレイとしてそれを承諾した。じゃあ、それ以上ないじゃん。」

「だけれどよ?おれはどうするのよ。自分でやれってか?それとも、うちのばばあに抜いてもらえってことか?」

「そりゃあ、親父さんのところのババアに抜いてもらえば一番いいのさ。」

ここで、二人とも大笑いです。

「いやー参った参った。あきくんには負けたよ。」

とりあえず、やや我侭な親父さん理論は論破した模様です。

「ところで、美樹はどうして親父さんの尻に指突っ込んだのさ?」

前立腺を攻めたのか聞いてみたくなりました。

「昔、ここをそうすると、気持ちよくて早く射精するって。教えてもらったので…」

「なにそれ?ひょっとして、また、聡か?」

私のその問に美樹はこくりと頷きます。

「はい…。そうです……ごめんなさい…」

「いやあ、また聡かよ。」

本当に、なんかいつも思うのです。何をやっても、聡の二番煎じなんだなって。
ものすごく悔しくなります。
この悔しさを、このあと、美樹にぶつけたくなってしまいました。


美樹は、先ほどの男性脱衣室での露出プレイ以後は、男湯の露天風呂の湯船に浸かりっきりで出て来ようとしません。
お湯からは首から上が出ている位で、そのほかは時たま手や腕をを出す位でした。
要するに、胸から下は、完全にお湯の中に入れて隠していることになります。
ところが、そんな美樹もそわそわし始まりました。

「どうした?美樹?」

私は美樹に尋ねます。

「もう、上がりたいです。」

「どうして?」

「少し、のぼせちゃいました。」

「ああ、それは、ダメだね。少し半身浴して湯冷ましした方がいいよ。」

私のそのセリフは、そのセリフ自体が持っている意味と同時に、再び親父さんの目に乳と割れ目を晒せという誘導でもあるわけです。

「あ、あきさん…」

美樹が小さく呟きました。蚊の鳴くような声でです。

「どうしたの?」

「やっぱり、おじさんにおまんこ見られるのは恥ずかしいです。」

「そっかあ。やっぱり恥ずかしかったか。」

「はい。」

「じゃあ、胸はいいの?」

「あ、はい。胸なら…いいです。」

「そっか。じゃあ、股はこれで隠そうか。」

そう言って、俺が持ってきたスポーツタオルを見せました。
それを見せて安心したのか、美樹は、俺の言うがまま行動しました。

まずは、俺が湯船から上がり、湯船の縁に腰をかけ、半身浴状態になりります。
続いて、美樹が同じように湯船から上半身を出し、先ほどの私のスポーツタオルを取ると、それで、股間を隠しながら、私の膝の上に乗ります。
そう、美樹は、私を椅子にするような形で、湯船の縁に座りました。
股間には、私のタオルが乗っかっています。

「どう?これでいい?でも、おっぱいは晒すんだよ。」

「あ。はい。おっぱいは晒します。」

親父さんは、この時、再び晒された巨乳をガン見しています。
私はというと、美樹の腰に左手を回して、美樹が転がったり動いたりしないように固定しながら、
右手の中指と親指で美樹の右乳首を摘んだり、弾いておりました。

「あ、は、ん。はふん。」

美樹が次第に感じてきています。

「あ、あん。ふん。はぁ。あっ!」

程よく感じてきた頃を見計らって、親父さんに声をかけます。

「親父さん。美樹の乳愛撫してあげて。」

「あ、お、おう!」

自分に今度は出番がないと思っていたのか、不意を疲れたような感じです。
しかし、二つ返事で、俺の言うとおり、美樹の乳を揉み始めます。

「あ、や。」

一瞬美樹が嫌がったように感じましたが、彼女流のパフォーマンスでしょう。一言だけそれを言ったものの、再び官能の渦に巻き込まれ始めたようです。

「親父さん。今度はまんこ見せれないけれど、頑張ってね。」

「お、おう。でもな、あきくんよ?俺また勃っちまったらどうする?」

「その時には、親父さんのババアに抜いてもらって。」

「ぶは。畜生。腹立つな。」

そう言いながらも笑っています。

「ああ…、あはん。はふ、はふん。はああああ」

親父さんも張り切っています。
ただ揉むだけではなく、乳首を弾いたり、摘んだり、押し込んだり揺らしたり、両手を使って美樹の乳を甚振っているのです。
その頃私の右手はというと、親父さんに美樹の右乳の座を譲り、先程股間にかけたタオルの下へと潜り込み、美樹の割れ目や突起物を弄っています。

「ああ、あああああ…あふ。ああん。」

美樹は、自らの股間を隠すために押さえていたスポーツタオルから手を離し、美樹の腰に回している俺の左腕や美樹の股間に這わしている右腕を掴んできます。
俺は、目配せと顔のジェスチャーで、美樹の乳を口でも責めるように親父さんに伝えました。

「ああっ!あっ。舐められている。ううっ…」

「どうした?美樹?」

「ああっ!おじさんにおっぱい舐められている。あきさんにおまんこいじられているぅ。はああぁっ!」

私は、美樹の股間を抽挿する指の動きをやや速目にしながらこう言います。

「だろう?俺が触りやすいように、脚を開くんだよ。」

「は、はい。あ、あぁ、ううぅ。」

ゆっくりとですが、私の上に座っている美樹の脚が開いていくのでした。


美樹が脚を開いていくにつれ、彼女の股間に乗っているタオルがズリズリッと落ちていったのですが、落ちないように、きちんと直してあげます。
しかし、美樹の股間は、私の指の動きに合わせて、若しくは親父さんの唇の動きに合わせてか、次第に湿っていくのがわかります。
そして遂には、くちゅくちゅっという異音が聞こえ始め、その異音が連続して、更には音量が大きくなって行くたびに、美樹が発する声も比例して大きくなっていきます。
喘ぎ声もそうですが、ハアハアと息も上がってきているようです。

「美樹。親父さんに舐められて、おっぱい感じているんだろう?ちがうか?」

「………。ううん。感じていません。」

珍しく、美樹が私の言っていることに反抗しました。
珍しいどころか、こんなこと稀です。

「何言っているんだい。カノジョの乳首、俺に舐められてもうビンビンになっているじゃないか。ほれ。」

そう言って、一度、口から離した美樹の乳房を俺の方へと向けようとします。
確かに親父さんの言っていることは正解です。美樹の乳首は、親父さんの舐め舐めにより妖しげな光沢を放ちながらも、ビンビンに勃っているのでした。

「でも、全然、感じていないんです。ああぁ。」

感じていないわけはないのです。いや寧ろ、追い詰められているはずなのです。
しかしながら、それを認めようとしない美樹でした。
今までこんなことはなかったのに。よほど、親父さんが嫌なのか……

しかしながら、当の親父さんにとっては、美樹のこの発言は、プライドを傷つけられたのか、逆に奮起させる結果となってしまいます。
乳首を舌で転し、甘噛みをし、吸い付きなどと…
俺も、完全に美樹には意地悪をしています。
前穴周辺への俺の愛撫は徐々に手を抜き始め、性的興奮度上昇の鍵は親父さんの乳責め一本へとスライドしていこうとしています。

しかし、手は抜いているとは言っても、前穴付近に配置していた指を撤退させたわけではなく、指を蠢かせるのをやめて、今はセンサーの役目をさせているようなものです。
そのセンサーは、間違いなく、美樹の前穴から淫ら汁がとめどなく流れているのを感じているのです。

「あ・あ・あ・あ・あ…いやあぁぁぁぁ。」

「どうだい?本当のこと言ってみなよ。カノジョ。」

親父さんは、美樹の乳首から口を離して美樹を正面から覗き込みながら、そう尋ねるのですが、美樹の答えは同じです。

「全然感じていません。」

この答えを受けて、親父さんは俺になにか目配せをした気がしました。
その意味はその時にはわからなかったのですが、次の瞬間、俺も美樹も驚く行動に出たのでした。

なんと、親父さんの唇は、美樹の唇に重ねられていました。

「あ…キスはだめぇぇぇぇぇ」

美樹が激しく仰け反って親父さんの唇から逃げると、そう叫びます。
さすがに、キスは嫌だったようです。

「親父さん。いきなりそれはないって。」

俺も、びっくりして親父さんを制止します。

「カノジョが悪いんだぞ。感じていないなんて嘘つくから。」

おいおい、女心分かってあげれよって思わず言いたくなるような感じの親父さんのセリフでした。

「じゃあ、口にはしないけれど、首筋とかならいいか?」

「…」

美樹が返事をしません。

「美樹?首筋はどうかだって。」

「え、あ、あきさんがいいって言うなら、キス以外ならいいです。でも、どこを舐められても感じません。」

そう返してきた美樹が、本当にどこまで耐えられるのか、俺は、ちょっとだけ試したくなってしまいました。
やっぱり、俺は意地悪、いや鬼畜なのだと思います。

「いいよ。親父さん。唇以外ならいいって。」

「そうか、じゃあ、やるからな。」

ゆっくりと親父さんの唇が美樹の首筋に近づいてきます。
美樹の表情は位置的な理由から、残念ながら確認できませんでしたが、恐らく目を瞑って怖いものを見たくないそんな表情をしていたのだと想像できます。
ここで、親父さんの唇が美樹の首筋に届きました。そして、いつの間にか彼の手は、美樹の乳房を弄り始めています。

「はあん。あっ、はっ。」

美樹の喘ぎ声が再び大きくなっていくのでした。
親父さんの愛撫によって…

「あっ…」

親父さんの首筋への唇攻撃並びに指を使っての乳房や乳首への愛撫で、翻弄されつつある美樹でしたが、感じていないと言い張っているのはまだ変わりません。
美樹の肌は桜色を帯びており、それは、風呂に入って温まっていたからではなく、確実に親父さんの愛撫によって変色させられたものであるということは明らかでした。
美樹の乳首はビンビンに勃っており、固く尖っているのです。
とても、いやらしく。

親父さんの唇と言うか、舌は、右の首筋から左の首筋へとスライドしていきます。
首筋の神経の凹凸をも楽しむように。
恐らく、美樹の脈も感じているのでしょう。

「カノジョ、ドキドキしているんじゃないか。」

ですとか

「感じているから、心臓の鼓動早いんだろう?」

などと、脈から感じる美樹の翻弄度合いを伝えてきます。
その度に美樹からは、

「なんでもないです。」

というようなセリフが飛び出していました。
首筋が終わると、鎖骨あたり、そして、美樹に脇を上げさせての、脇舐めとなります。
これにも、美樹は激しい反応を示しました。
くすぐったいところは性感帯でもあります。
美樹の喘ぎ声も私を興奮させるのに十二分なのですが、乳房や乳首を散々にいじられ、
首筋から鎖骨、脇に至るまでの左右ほぼ全部が親父の這った舌の跡が残っており、唾液でテカテカしている事に、より一層の興奮を覚えるのでした。

「お前、本当にすげえボインちゃんだよな。」

脇の下とそれに続く、美樹の横乳を舐めながら、親父さんは確かにそう言いました。
そう、美樹のことを「お前」と…

そして、横乳から腰にかけては、指をつつつーっと這わして、くすぐる様な動きを見せます。
勿論、美樹は親父さんのこの指の動きにも反応し、身体をびくびくっと震わせます。
左が終わったら、右、右を済ませたらまた左と何度か往復しています。
その度にビクビクと震えているのです。

美樹の股間は洪水状態です。
完全に親父さんの執拗な愛撫に翻弄されているようです。
もう、美樹の感じてないというのは、本当に「口だけ」の反応です。
身体は、完全に感じており、美樹の陥落を待つだけとなっているのです。

親父さんは、かなり気になっているようです。
美樹の股間に掛かっている俺のスポーツタオルのことが…
チラチラ、チラチラとそのスポーツタオルに視線を送っています。
外れろ、ずれろ、動け!みたいに念力でもかけているのかもしれません。
マリックでも連れてきますか?(笑)
親父さんは、美樹のバストを持ち上げて、下乳の部分も舐めだします。
右も左も、そして、今度は、美樹のバストに顔を埋め、その大きさを堪能しているようです。
でも、これで、上、下、横、左右の中央、そして乳首と、乳のほぼ全方向を舐められたのでした。
美樹の乳にテカリを与えているものが、全て親父さんの唾液であることにまた、妙な興奮を覚えるのです。

「脚もいいよなあ?あきくん?」

この親父さんの問に、それをどうしようか美樹に問いてみようかと思ったのですが、美樹がそれについて特になにも言おうとしなかったので、それはやめました。
やめた上で、「いいよ。」と親父さんに返答しました。
親父さんは、自らの身体を湯船の中へと沈めます。
そして、美樹の両膝小僧を掴むと、今開いている以上に膝を割らせました。そして、内脛や内腿もペロペロと舐め始めたのです。
俺の足も近かったろうに…

この時の親父さんの目もかなりいっていました。
正直、その目を見た俺もめちゃくちゃ怖かったのを覚えています。
基本的には目を瞑りながら、ぺちゃぺちゃと彼女の脚を舐めっている親父さんでしたが、
時より、目をカッと広げて見ている先は、やはり、タオルが掛かっている股間でした。
絶対に親父さんは、美樹の前穴を狙っている。
おれはここでどうすべきか。
ずっと、考えていました。

親父さんにやらせるのは正直嫌だし、それは、多分美樹も望んではいない。
でも、見せるという行為からは既に逸脱している気はしている。
そして、今の行為自体に興奮している自分が確かにここにいるこの事実は曲げられない。

「………親父さん。ここも舐めてあげてよ。」

少し考えた末に、俺は、そう言って美樹の股間に掛かったタオルを取ると、美樹のワレメを再び親父さんの眼前に晒してしまいました。

美樹にしてみれば、これ以上親父さんには見せたくないと思って、隠していた股間です。
俺がタオルを取ることによってそこを再び晒されてしまった上、舐めることまで依頼された事実に美樹は驚いたのだと思います。

「ああ、おまんこは、い…あぁん」

美樹は多分この時、「おまんこはいやだ。」と言いたかったに違いありません。
でも、その言葉を最後まで言い切る前に、親父さんの唇は、美樹の敏感なワレメを捉えてしまったのでした。
先程美樹のおっぱいを満遍なく責め立てた親父さんの舌使いが、今度は更に鋭敏な部分への責めを展開し始めているのです。

「あっ・あっ・あっ・あっ・あっ…」

先ほどの上半身に対する執拗な口撃で、すっかり上気してしまっている美樹は、あっという間に官能の渦に巻き込まれていくようです。
桜色に変色した肌に加えて、親父さんの唾液、そして、美樹自身の発汗もあるのでしょう、その肌はさらに光沢を加えていくのです。

「どうだ、ボインちゃん?マンチョ感じてきたか?」

親父さんが、美樹のワレメから口を離して美樹に問いかけます。

「おじさんに舐められても、か、感じないんです。それと、ボインちゃんとか言わないで!」

先にも説明しましたが、美樹は、胸が大き過ぎることで、小さい頃からいじめのような対象になっていました。
そのために、大きい胸に関してのニックネームや問いかけには敏感に反応してしまいます。
馬鹿にされているように感じてしまいトラウマになっているのだと思います。
親父さんはそれについてのエピソードは当然、知らないのでしょうけれど、美樹が必要以上にボインという言葉に反応したために、面白がって使い始めたのです。

「ボインちゃんはボインちゃんだろう?事実を言って何が悪い。お前みたいにでっかいおっぱいをゆさゆさ振っておいて、感じていないって嘘言う方がダメなんだよ。」

なかなかな事を言ってくれます。
でも、これも美樹にとっての羞恥責めなのかもしれないと思ってしまいました。

「ああ。ボインちゃんっていわないでぇって言っているじゃないですかぁ。ああっ。」

「お前何言っているんだよ?自分のマンチョ俺に舐められてビンビンに感じている癖に、それはないよなあ?ボインちゃんよ?そろそろ感じまくっていますって白状すれよ。」

親父さんのワレメ責めと言葉責めの二つの口撃は、どちらもなかなかのものです。
この時俺は、親父さんの責めに関して完全にギャラリー化してしまい、興奮してしまっている故、何も口出しできなくなっていました。

「何も感じません。どこも気持ちよくない。ああッ!いやあッ!」

美樹は変わらずそう答えていますが、彼女の抵抗もこの辺りが限界でした。

「一回イカせてやるから、お前のマンチョが逝ったら俺のモノをちゃんと咥え込むんだぞ。約束だからな?わかったか、ボインちゃん!」

親父さんがこのセリフを言って、再び美樹のワレメに唇を押し付け、ピチャピチャ、クチュクチュと淫乱な音を出させたかと思うと、
美樹の身体が、ビクビクビクッと激しく痙攣し始まったのです。

「ああ…ボインちゃんっていわないでぇぇぇぇ、ああ!ああ…、あ、いやあああああああああああああああああああああああああぁぁぁ。」

「気持ちいい。」「逝く。」「感じる。」などのセリフは一切口にはしませんでしたが、それは美樹の最後の砦だったのでしょう
しかし、身体は、完全に親父さんにやられてしまい、美樹の努力も虚しく、逝かされてしまったのです。

その後、立ち上がって、湯船から姿を現した親父さんの下半身のモノは、先ほどの更衣室で見た時と同じように再び固くそびえ立っていたのでした。
正直、この時、俺はこの後どうすれば良いのか全くわからなくなっていました。
そして、美樹をこのような状況にしてしまった自分の行動を後悔していました。
もう、あらゆる意味で引けない状況まで来てしまったのです。

そして、美樹にもそれを抗う力などもうどこにも残っていないのですから。
「ババアに抜いてもらえよ」そう言って通用する状況ではないことは察しがついていました。

「さあて、俺のチンポがこんなになってしまった責任を取ってもらおうか。」

目つきの変わった親父さんが私たちに凄んでくるのです。

「何さあ?親父さん。まさか美樹に、まだ、しゃくらせようなんて企んでいるのかい?」

少しでも、このビリビリと緊張している空気を少しでも和ませようとおちゃらけながら親父さんと対峙してみることにしたのですが…
しかし、その答えは予想通りと言いますか、やはり私の淡い期待を裏切るものでした。

「そのボインちゃん、さっき、俺のキス拒否したからよ?しゃくらせようとしたって無駄だろう?噛まれでもしたら、こっちが大変な目にあうからな。
だったら、ボインちゃんのマンチョ使ってもらうしかないだろう?」

おいおいと言いたくなるような、要望、いや、もはや言いがかりでした。

「親父さんそれはないんじゃない?モラルってかルールって言うか、それに反するじゃない?」

とりあえず、こんなことで引くわけはないとは思いながらも、一応最もらしいことをいい並べてみるしかないのでした。

「モラル?ルール?お前らみたいな露出狂にそんなものがあるのか?じゃあ、どんなルールだよ。どういうモラルだよ。言ってみろよ。」

まあ、当然の反応が返ってきます。

「そりゃあ、うちらがやっていることは、公明正大に人前で言えるものじゃないよ。でもさ?セックスのプレイの一部でしょ?誰にも迷惑かけないでさ?違う?」

「何言っているんだよ。俺に迷惑をかけているだろう?こんなのことに俺を巻き込んで、興奮させて、その後処理すれって言っているだけなのに、それすらしないじゃないか。」

「ちょちょちょ、ちょっと待ってって、どうして親父さんに迷惑をかけているってことになるのさ?わけわかんないね。」

「だから、俺を興奮させておいて、何にもしないっておかしいだろうって事だろ。」

「あのさ?さっきも言ったけれど、強制的に親父さん巻き込んだわけじゃないよね?寧ろ、親父さんが望んだから、誘ったぐらいな感じでしょ?それがなんで迷惑ってなるかなあ?」

とにかく俺に言わせると支離滅裂です。
美樹とヤリたい!って気持ちはわからなくはないけれど、こういう方策で来るしかないのかなあと少し悲しくなるくらいです。

「要は親父さんは、美樹とヤリたいだけなんでしょう?」

思いっきりストレートに展開してみました。

「誰もやりたいだなんて言っていない。こうなった責任をとれって言っているだけだ。それがなされないってなら俺だって考えがあるぞ。」

(考え?)この時は、何じゃそりゃって思いましたね。
さっきまで親父に翻弄されながら、感じない、気持ちよくないって言っていた美樹と変わらんだろうそれって、と思っていました。

「で、親父さんの考えって何さ?」

「お前らのやっていたこと、全部ぶちまけてやる。」

ほー、そう来たかって思いました。
まあ、正直、だから何?したければ、お好きにどうぞって思ったのですが、多分この時、俺の頭にはなにか浮かんでいたのだろうと思います。
ついつい下手に出てしまいました。

「わかったわかった。親父さん。でもさ?親父さん舐めていて思わなかった?美樹の下の口さ?中途半端に毛が伸びていてジョリジョリするなって。」

「ああ、それはわかったよ。」

「挿入の時、結構あれって痛いんだぜ?それでもやるの?」

「そんなの関係ねえよ。」

「そう?俺だったら綺麗に剃ってからやるけれどなあ。」

「え?剃る?剃るのか?」

キターって思いましたね。
少なくとも、親父さんの頭の中の「ヤリたい」という言葉が渦巻く中に「剃る」というキーワードを入れれたなって確信しました。

「そうさ。親父さんが入れるっていうなら、親父さんが剃ってみるかい?」

この俺の言葉に最初に反応したのは、美樹でした。

「あきさん…」

何か続けようとは思ったのでしょうが、私は、そのセリフを美樹が口にしないように制止しました。
多分、美樹は、俺が何か企んでいる。って気がついたのだろうと思います。
まあ、正直、何か企んでいたというのは、誤りですが、まずはヤリたいというオヤジの暴走を止めるのが先だと思っていました。

「剃らせてくれるのか?」

「ああ、いいよ。まあ、あとのお楽しみもあるし」

恐らくですが、この時の親父さんの脳裏に浮かんでいた楽しみとは「パイパン状態他人妻とのセックス」であったのだと思います。
親父さんは、この俺の提案を受け、まずは、美樹の剃毛をすることとなりました。


美樹は未だに呆然とした状態から抜け切れていないようでした。

「おじさんにオマンコ覗かれるのは、もう、いやあ。」

としきりに言っています。
そんな彼女は、露天風呂の男湯で、何も身に付けない生まれたままの姿で、すのこの上に横になり、
大きく足を開いて、クソッタレオヤジに秘部を晒し、そこにある恥ずかしい毛を剃られているのです。

男湯でこんな格好で剃毛されている女なんてそうそういないですよね。
オヤジは、そこの毛を剃ったことなどないのでしょう、かなり悪戦苦闘しておりました。
そしてそれは、とても落ち着いて見ていられるものではなかったのです。

「親父さん。その角度でカミソリ入れたら、美樹に傷がつくって」

「親父さん。それ、逆剃りになるって。痛いんだよそれ。」

「親父さん。クリームつけて剃らないと肌に傷つけるでしょ?・」

などと、親父さんが手を動かすたびに、アドバイスというか注意を入れなくてはいけない始末です。
親父さんも、「あ、すまん。こうか?」
とか、「おお、いかん。わるい。この方向はダメなんだもんな。」
などと、いちいち謝りながら、美樹の剃毛を続けています。
剃毛に悪戦苦闘しているところで、何気なく、親父さんのイチモツを覗き込んでみましたが、
そこには、もう先ほどの怒張はなくなっており、だらしなくだらりとぶら下がっているだけでした。これで、一安心です。


剃毛が一通り終了し、割れ目上部のみすこし毛を残しただけで、再び綺麗になった美樹の股間を洗い流し、三人で男湯の湯船に入りました。

「親父さん、お疲れだったねえ。」

「ちくしょう。あきくん騙しやがったな。」

「ふふん。何のことかなあ?」

騙した、騙していないという問答をしばらくしていましたが、ここで、館内放送がなりました。

「父さん。そろそろ、現場の人が帰ってくるよ。すぐ、食堂に戻って!。」

彼の息子の声でした。
このアナウンスとともに、親父さんへのサービスは終了を迎えたのです。
親父さんは、騙されたという言葉を何度も繰り返しながら、露天風呂を後にしたのでした。



残されたのは、私と美樹の二人でしたが、親父さんが、更衣室で着替えて、元来た廊下を歩いて旅館の母屋に消えていったのを確認してからか、急に美樹が抱きついてきました。
そして、私の胸で泣き出したのでした。
親父さんが怖かったと。そして、親父さんには絶対に逝かされたくなかったと。でも、逝ってしまった自分を責めているようであったのです。
私は美樹に言います。それは、美樹が悪いのではないこと。それは、俺が美樹に無理やりやらせているということを…。
どこまで、そして、どのように理解したのかまではわかりませんが、とにかく、俺の言ったことに納得して、泣くのをやめました。


ところが、おれは、ここで何故か急に便意を覚え、母屋のトイレに入りに行くことにしました。
美樹は、とりあえず、混浴の場所へと移動してそこで、待ってもらうこととして、おれは、急いでトイレに向かいました。
親父さんと同じように、更衣室に入り、ろくに体も拭かずに、下着を身につけます。

そして、簡単に服を着ると、廊下を渡り、母屋へと戻ります。途中、内湯の入口で、若めの男二人組とすれ違いましたが、
こっちはそれどころじゃないので、一目散にトイレへと駆け込みます。

ふう。間に合った。どうやら、恥ずかしい思いはしなくて済んだ。そう思っていました。
何が悪かったのか、わかりませんが、押しては引き、引いては押してくる謎の便意と腹痛と暫くの時間格闘していました。
しかし、私は、便意と腹痛で焦っていた故に引いては押してくるこれに翻弄され、、この時、結構大きいミスを犯していたことにまだ気がついていませんでした。


兎に角、腹痛とそれに伴う便意のせいで、私の頭の中は、その行為のことでいっぱいでした。
しかし、それが、排泄により収まってくると、色々なことに思考を分散させることができるようになります。
今更ながらの話ですが、露天風呂の男湯脱衣室には、美樹に脱がせたオープンブラとショーツがあるわけなのですが、
その下着類は、バスタオルなどで隠していたりしなかったのです。

そして、さっきすれ違った若めの兄さん二人。あの二人は屋内風呂に入ったのか、露天風呂に入ったのかそれも気になります。
だって、混浴スペースには美樹を残してきているので、彼らが露天風呂に行っているとすれば、
男子更衣室で下着が見つかったり、美樹自身に何か起こっていたりなどが考えられ、期待半分の不安半分なのですから。


トイレからようやく脱出することに成功した私は、今戻ってきた長い廊下をできるだけ急ぎ足で露天風呂へと急ぎます。
途中にある、内風呂の入り口付近で一度止まり、耳をすませてみますが、誰かがいるような気配はありません。
思い切って、男性用の脱衣室を覗いてみますが、服を脱いだような跡はありません。やはり誰も入浴していないのです。
どうやら、あの二人は露天風呂に行ったようです。

何度か書いているので情景が浮かぶ方が居るかも知れませんが、男湯の露天風呂から、母屋から露天に行くための廊下が見えます。
ということは、逆もまた然りなのです。
音を立てずに、姿を出来るだけ隠すように、こっそりと廊下に顔だけ出して露天風呂の方を覗き込みます。

そこには、先ほどすれ違った若めの男二人組らしき姿がありました。あったはあったのですが、
二人共、混浴の共同湯船の間にある垣根のところに並び、垣根の向こうを覗き込んでいたのです。
ピンときました。これは、美樹が覗かれていると。
彼らに気がつかれないように、ゆっくりと露天風呂へと続く屋外廊下に出る扉を開けます。音が出ないように。
そして、素早く体をだすと、今度はゆっくりと閉めます。彼らは、垣根の隙間にぴったりとくっついて向こうの湯殿を覗いていますが、
意識がそっちに集中しているのでしょう、私には全く気がついていないようです。

その後は、屈んで、姿が見られないようにほふく前進をして、露天風呂の脱衣室の入り口まで移動しました。ここまでくれば、もう立っても見つかりません。
とりあえず、音だけ立てないように、男性脱衣室の扉を開けて、脱衣室に潜入しました。
美樹が脱いだ脱衣カゴの近くに、男物の衣服を乱雑に入れたかごが二つ並んでいます。
そして、確認しました。美樹の例の下着が完全に動かされていた事実を。
この脱衣室で、美樹のオマンコを親父さんによく見せるために脱がせたショーツとそれが終わってからの入浴前に脱がせたオープンブラを籠にしまった際には、
バスタオルなどで隠したりはせずに籠の隅に置いたのですが、それが、恐らく取り出されたのでしょう、ブラもショーツもバスタオルの上に放り出されたように置かれていたのです。


恐らく、あの二人は、この下着を見つけ取り出したのでしょう。
いや、取り出しただけではないのかもしれません。
私の頭の中では、色々な妄想が飛び交っていました。
ところが、その妄想から我に返る出来事がありました。
何を言ったのかわからなかったのですが、とにかく、複数の男の声が聞こえてきたのです。
脱衣室から露天風呂に出る扉があるのですが、そこに耳を当てて神経を集中させます。

たしかに、何か話をしているようです。
でも、その話し声は遠くなるような感じでやがて聞こえなくなってしまいました。
ちょっと不安になった私は、その扉を少しだけ開けて露天風呂を覗き込んでみます。
しかし、そこには男たちの姿ありませんでした。
しかし、その場所からは、石の配置の関係で、男湯の湯船全てが見えるわけではなかったので、脱衣場を出て、一度廊下へと戻り、男湯を覗き込んでみました。
やはり誰もいません。
そうなるともう、答えは一つです。
美樹が女湯に行っていれば別ですが、でなければ、タオル一枚持っていない状態であの二人組と混浴しているのです。

とにかく、私の心臓はドキドキしていました。
美樹は今どうなってしまっているのか?
さっきの親父さんの時もそうでしたが、でも、まがいなりにも先程はコントロールできていました。
でも、今は自分の意志とは全く違うところで予期せぬ事象が発生しているのです。
急ぎ、でも、出来るだけ音を立てないように脱衣場に戻り、タオルと洗面道具を持つと、また静かに脱衣室を今度は男湯の湯船側の扉から出て、
先ほど、男たちが隠れて覗いていた垣根前へと移動しました。
そして、恐る恐る、その垣根から、混浴の露天風呂の方を覗いてみたのです。
そこには美樹がいました。そして、その傍には、二人の男が…


男たち二人は、美樹の方を向いて、しかも、美樹をまるで囲むかのように湯船に浸かっています。
美樹はタオル一枚持っていません。しかも、透明度の高いこの泉質の風呂で、身をよじらせたり、手を使って身体を隠しているに違いありませんが、
彼女の乳だけは簡単に隠せるものではないはずです。

「混浴の場所なんだからさあ?」

男の声が聞こえてきます。
彼の話している内容を聞くと、混浴なのだから変に隠さずにもっとリラックスしてはどうかとそのようなことを美樹に投げかけているようです。
美樹は美樹で、主人(多分俺のこと)が帰ってくるまで、ここにいろって言われただけなので、困ると反論しています。
美樹にしても、女湯に逃走を図ろうとしても、一度は湯船から身体を出さなくてはいけない訳で、それを躊躇しているようで、
何とか男の方が男湯に戻るように仕向けようとしているのでした。

でも、男達は、内湯の前ですれ違った私を美樹の旦那だと確定したのでしょう。暫くは戻ってこないとタカをくくっているのかもしれません。
若しくは、外に出る扉を開けたら結構特徴的な音がするので、それで気がつくとでも思っていたのかもしれません。
男は、更に美樹への誘いと揺すぶりを続けます。

「奥さんは、男性用の脱衣室で着替えたのでしょう?それって、見られちゃっても仕方ないって事の裏返しなのではないの?」

とか

「すごい下着着けて来ているよね?」

などです。

流石に、脱衣した場所と例の下着について言及されると、美樹の反論にも陰りが出てきます。

「もうすぐ主人が戻ってきますよ。困りますから、早く向こうに戻ってください。」

美樹の言葉は防戦一方です。
でも、その男たちも、私が戻ってくることは重々承知なのでしょう。逆に時間と戦っていているという焦りは感じます。

「ぶっちゃけさ?奥さんがちらっと、また見せてくれたら、俺たちすぐ帰るからさ?」

またという言葉が若干引っかかりましたが、場合によっては飛び出そうとしていましたが、ここで、美樹がよからぬことを言い出しました。

「ちょっと見せたら帰ってくれますか?」


まあ、正直なところ、美樹のこのセリフは私にとってショックでした。
ところが、その後に、何故このような返事を美樹がしたのかという理由がわかりました。

「帰る帰る。隠したものもちゃんと出しておくからさ?ほら、早く早く。」

この男のセリフを聞いてなるほどと思いました。
よく聞いてみると、今ここから立ち去るという事だけではなく、どうやら、男性の更衣室に脱いだ美樹の衣服をこの男らが隠したので、
それを返して欲しいのならというような事も言っていたようです。
要するに、隠した衣服は元に戻すし、今ここからもすぐに立ち去るからという、この二つの条件の代わりに裸を見せろと迫っていたのです。
これを聞いてしまった私でしたが、正直どのタイミングで出て行くべきか、悩んでいました。

「こんな事して、主人が戻ってきたら大変なことになりますよ。」

美樹がここで、少し抵抗を見せました。
しかし、旦那はすぐに来ないだろうし、来らダッシュで逃げれるし、それよりも本当に帰るときに服見つからなくてもいいのか?という二人のハッタリに完全に押されています。
と、まあ、結構冷静で見ているようにこの文章は書いているのですが、この時の私の心臓は、正直、バクバクものでした。
現状で、彼らに見つからないようにというのもありますが、それよりも、若い男二人に脅迫じみた事を言われ、
追い込まれつつある美樹がここでどうするかっていう事に特に興奮してしまっているのです。


その時でした。

「おー!」

男の一人が叫びました。
こちらからは、男が邪魔になって見えなかったのですが、恐らく、美樹は意を決して胸を隠していた手を外したのだと思います。
しかし、男たちは冷徹でした。

「すごいけれどさあ?お湯から出してくれないとよく見えないよね。」

調子に乗ってそんなようなことを言ってきます。

「ええっ!」

当然の美樹の反応です。
でも、心理的にかなり追い込まれていたのでしょう、数秒の間はあった気がしていますが、

「おおおおお。すげえええええええ。でっけーーーーーー」

という男たちの声が私の耳に届きました。
垣根の隙間から必死に向こうの様子を探ろうとしましたが、やはり、男たちが邪魔になって、よく確認できませんでした。
でも、この時美樹は少し上体を起こして、乳を湯船から出したのです。

「奥さんってとし、いくつ?」

「……30。」

「へえ。俺たちより年上なのだね。でも、同級の女より若く見えるよ。綺麗だし。」

と、リップサービスが始まります。
この間、美樹はおっぱい晒しっ放しです。

「ねえねえ。そのおっぱいって、何カップ?」

「やっぱり、パイズリとかってするの?」

などと質問攻めです。

「も、もういいでしょう?向こう行ってください。約束でしょ?」

美樹がそう哀願しました。でも、男達はこう言ったのです。

「そんなこと言わないでよ奥さん。ここまで来たんだから、下も見せようよ。」

このセリフを聞いて、私は立ち上がりました。ここで行かないといけないと思ったからです。
垣根を越えます。

「こんにちは。」と彼らに言いながら…。

「あ、あきさーん。」

美樹が私の姿を見つけてすぐに声をかけてきました。
美樹の声掛けに慌てて振り向いた二人の男たちは、突然の私の出現が信じられないのでしょう、驚きを隠せないようです。

「こんにちは。」

先ほどの挨拶に何も返答してこない男たちに私は、もう一度、声をかけました。

「す、すみませんでしたー。」

返ってきたのは、「こんにちは」という挨拶ではありませんでした。
「すみません」という陳謝の言葉だったのです。

ここから、その男たちの平謝りが始まりました。まあ、これまでの流れからすると当然といえば当然の光景でしょう。
彼らにすれば、ここで開き直るか平謝りするか、はたまた逃げるかの選択肢しかないわけですから。

「まあ、いいから。だって、今更謝ったってしょうがないだろう?違うかい?」

私は、そう彼らに言いました。
男たちは、何も言わずにコクりと頷いただけでした。

「まずはさ?どういう経緯でこういう事になったのかどっちか説明してくれないかな?話はそれからでしょう?」

はいという返事の後、私とすれ違った後に露天風呂に来たこと、脱衣場でオープンブラが入った脱衣籠を見つけたこと、
それを取り出してしげしげと眺めたこと、男湯の露天湯船から垣根越しに混浴湯船にいる美樹を覗いていたこと、
脅迫まがいのことを思いついて混浴露天風呂に移動したことなどを次々と告白していきました。

一通りの話が終わったところで、まず、私が言ったのは、女に見せろ見せろと言った割には、自分たちのものはひたすら隠している今の状況には納得できないという事でした。
何を言いたいのかというと、自分たちの股間のものはきっちり隠しておきながら美樹に出せ出せ見せろを連呼していたというのはフェアではないのではないか?という意味です。
これは、美樹にも確認しました。美樹は二人のイチモツをこの段階まで見ていない事を。
そこで、私は、二人に股間を晒すように指示しました。
先程二人が美樹にしたことを逆にしてやろうと思っていました。

「あの…まさか、出したあとに、切るとか潰すとかしませんよね?」

これを言われたときは、ああ、こういうことも考えていたんだこの人たちって思いました。

「大丈夫。そんなことはしないよ。そんな事したら犯罪者になっちゃうじゃん。そうじゃなくってさ?あくまでも俺は、フェアじゃないよね?って意味で言っただけなのだからさ?」

このセリフを聞いて幾分かは安心したのでしょう。二人で顔を合わせてタイミングを合わせ、立ち上がり、股間を晒してくれました。
やはり若いイチモツですよねえ?この段階では勃起しているようなことはありませんでしたが、しっかりとしたものです。サイズは、まあ、二人共普通かな?

「ところで、どうだった?彼女のおっぱい見て?何か、さっき、リップサービスしていたみたいだけれど。」

二人の男にこの質問を切り出しました。

「あ、いや、あれは、本心ですよ。同級生の女よりも綺麗だし、色っぽいし。身体も凄いですし。なあ?」

と、友人に意見の同意を求めます。
友人も、そうそうと首を縦に振ります。まあ、これも当たり前の反応でしょうけれど。

「ふーん、そうなんだ。ところで、君たちはいくつ?」

「あ、俺は、27です。こいつは25。」

「ふーん、25歳の君も、5歳も上の女でもいいって思うの?」

もう一人の後輩君にも聞いてみます。

「あ、はい。全然奥さんに